今週のメッセージ201/0/0

しかし、お言葉ですから

 

先々週(9/16)、「わたしは初めであり、終わりである」の主題で記しました。なんと驚くべきことに聖書は、「わたしは初めであり、終わりである」と自己紹介される方を紹介しています。その方とは、天地万物の創造者であり、かつ最後の審判の執行者、そして、その後の新天新地の創造の業を担われる方です。もちろんわたしたち人間もこの方により、しかもこの方(神)のかたちにかたどって造られたのです。

聖書は、神があなたについて、その誕生以前から御心の中に置かれ、また死後、あなたについて審判の時があることを厳かに告げています。すると何か厳しく怖い存在のように思われがちですが、違います。神はあなたを愛しておられ、ご自身の御子を十字架に犠牲にしてまであなたをご自身の民として受け入れて下さるのです。故に、わたしたちは、人生の折々において、自分の考えややり方を持っていても、主からお言葉を賜る時、下記の聖句に示されているように、「しかし、お言葉ですから」と申し上げてそれに従って生きることがこの上なく大切なのです。

 下記の聖句は、ガリラヤ湖漁師であった弟子のペトロたちが、夜通し漁をした挙句に一匹の獲物も獲れず疲れ切って帰って来て網の手入れをしていた時、主イエスが、もう一度沖へ漕ぎ出して網を下ろすよう指示されたのです。その際のシモン・ペトロの応答です。

「シモンは、『先生、わたしたちは、夜通し苦労しましたが、何もとれませんでした。しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう』と答えた。そして、漁師たちがそのとおりにすると、おびただしい魚がかかり、網が破れそうになった。」(ルカ5:5,6)

 わたしたちも、「しかし、お言葉ですから」と従って生きましょう!