今週のメッセージ201/11/25)

「本年最後の日曜日」

 

本日は本年最後の日曜日”というと、“何を呆けたことを言ってんだ。まだ11月だぞ!”という声が返ってきそうですが、いわゆる生活暦でなく教会暦では、本日は本年最後の日曜日(主日)なのです。従って来週の日曜日が、新年のスタートとなるのです。即ち、12月2日がその日となります。教会暦では、11月30日に最も近い日曜日が新年のスタートとなる仕組みになっているからです。その初日を“待降節第一主日”と呼びます。待降節第四主日(12/3)を迎えると、その週のどこかで12月25日のクリスマスとなります。礼拝堂にはクリスマス・クランツと呼ばれる丸い形をしたものが置かれ、その円の上に等間隔で4本のキャンドルが立てられています。そして待降節の週が進む毎にキャンドルに火が灯ります。そして4本灯ると、その週のどこかでクリスマスの到来となるわけです。その日には、円の真ん中に立っているキャンドルに火が灯るのです。

因みに一昨年(2016)は25日がちょうど日曜日(主日)と重なり、その日、真ん中の5本目のキャンドルに火が灯りました。なんとなくしっくりした日曜日となった次第でした。

それはともかく、次の主日(日曜日)から主日(日曜日)毎にクランツのキャンドルに火が灯っていきます。主日の礼拝のお話もキリストの降誕に因んだお話となります。そして23日の礼拝はクリスマス・メッセージとあります。翌24日(月)の夕は7時からキャンドルライト・サービスです。そういうわけで、23日(日)前10時半からの礼拝、また翌24日(月)夕7時からの燭火礼拝はわかりやすいクリスマス・メッセージのお話が語られますので、是非、お気軽に御出でいただければうれしいです。教会員一同、心よりお待ちしております。