今週のメッセージ201/12/16)

聖書のメッセージの中心

聖書の目次を見てみましょう。

まず旧約聖書です。創世記から始まりマラキ書で終わっています。全部で39の書から成っています。

次に新約聖書です。『マタイによる福音書』で始まり、ヨハネの黙示録で終わっています。27の書から成っています。従って、旧約と新約を併せると聖書は66の書から成っていることになります。ずいぶん多くの書によって構成されているわけですが、聖書が語っているメッセージは、至ってシンプルです。聖書の中心は主イエス・キリストです。その主が、「来ます。来ました。また来ます」が、いわば聖書のメッセージです。

3週間ほど前からこのコラムですでに触れて来ていますが、キリスト教会では12/2から待降節と呼ばれる期間に入り、礼拝堂に飾られているアドベント・クランツの3本目のキャンドルに火が灯りました。4本目が灯ると、その週のどこかでクリスマス到来となります。本年は、次の日曜日(23日)に4本目が灯り、拠って火曜日がクリスマス当日となります。従って、23日はクリスマス礼拝翌24日の夕は7時から燭火礼拝(キャンドルライト・サービス)を予定しています。初めての方にもわかりやすくクリスマス・メッセージが語られます。どうぞお気軽にお越し下さい。

この待降節の期間は、すでに記して来ましたように、ひとつは来るクリスマスに向かって備えをするという意味がありますが、もうひとつは、一度来られ、十字架の贖罪死と三日目の復活を以って救いの道を開かれた主キリストが、再び来られ、最後の審判が執行されます。その時が、あなたにとって永遠の滅びではなく、永遠の命の救いの完成の時であることを心から願っています!