今週のメッセージ201/01/27)

聖書の読み方

 

「何よりもまず心得てほしいのは、聖書の預言は何一つ、自分勝手に解釈すべきではないということです。なぜなら、預言は、決して人間の意志に基づいて語られたのではなく、人々が聖霊に導かれて神からの言葉を語ったものだからです。」(新約聖書・Uペトロ1:20,21)

先週は『聖書の不思議』という主題で記しました。そこで今週は、その不思議な聖書の読み方について記してみましょう。

筆者が聖書に出会った最初は、前回記しましたように、アメリカ人の宣教師の方が開いていたバイブルクラスに出席するようになった時でした。高校生の頃でしたが、それがきっかけで自分の聖書を購入し、ときたま読んだりしていましたが、あまりわかりませんでした。

高校を卒業すると上京し、同級の友達のお兄さんが牧師をされていたことから、その教会に行くようになりました。その時も、聖書やキリスト教に対する関心ではなく、その友達や牧師をされているお兄さん夫妻、そしてやがてその教会の若い方々ともお交わりに惹かれてのことでした。その年がちょうど、日本にプロテスタントの宣教が始まってからちょうど百年という記念の年ということもあって、文京公会堂や豊島公会堂で大きな伝道集会が開かれ、なんとそこで信じようと決心したのが信仰生活のスタートでした。

前置きがすっかり長くなってしまいましたが、これまでの信仰生活の体験を通して思うことは、聖書を読む上で大切なのは、良き指導者の指導を受けながら読むことです。冒頭の聖句は、間接的にそれを勧めているといえるでしょう。そのためには健全なキリスト教会に行くのが一番です!そこで説教を聞きながら、その交わりの中で読んで行くのです!