今週のメッセージ201/03/31)

キリスト教会と日曜日の礼拝

 

主イエスは、事前に三度にわたってご自身の十字架の死と三日目の復活を予告されました。そのきっかけは、弟子のペトロが、「あなたはメシア、生ける神の子です」(マタイ16:16)と信仰告白したことでした。神の御子、救い主であることと十字架の贖罪死ならびに三日目の復活は、切っても切り離せない、密接不可分の関わりがあったからです。

しかし、現実にそのことが起こると、御使いによってその事実を知らされた婦人たちの報告に対して、キリストの弟子たちは、「たわ言のように思われたので、婦人たちを信じなかった」と記されています(cf.新約聖書・ルカによる福音書24:10b,11)。無理もありません。一般的には死人の復活など信じられないことです。

しかし、キリストは死の墓から甦れたのです!

キリストの復活が確かな事実であることを証しているものが二つあります。

ひとつは、クリスチャンとキリスト教会の存在です。やがて誕生するキリスト教会の中心となったのは、その弟子たち(使徒たち)でした。当初は「たわごと」のようにしか思えなかった彼らでしたが、葬りから三日目の朝、彼らは復活のキリストのお会いし、復活の証人となっていったのです!

もうひとつは、キリスト教会における週の初めの日、即ち日曜日の礼拝です。教会は休日だから日曜日を礼拝の日としているのではありあません。キリストが週の初めの日、即ち、日曜日に復活されたからこそ、それを記念して礼拝が献げられるようになったのです!もうすぐイースター(復活祭)がやって来ます!