今週のメッセージ201/04/21)

キリストの復活の事実性

 

本日(4/21)は、キリスト教会三大祝祭日の一つ、キリストの復活を記念するイースターです。

通常、世間一般では、墓は人生の終着駅ですが、クリスチャンにとっては、いわば天国への始発駅といえます。何が、墓にそのような変化をもたらしたのか。それがイエス・キリストの復活です!

死人が甦るなんて、そんな非科学的なことは考えられないというのが現代の常識でしょう。しかし、その有り得ないことが、起こったのです!

キリストの復活の事実を証ししているものが二つあります。

ひとつは“空の墓”です。十字架に磔にされ、息を引き取られたキリストの遺体は金曜日の午後3時、葬られました。しかし、三日目の朝、墓は空になっていたのです。それを認めようとしない人達の中には、キリストの弟子たちが遺体を盗み出して、復活のデマを流したのだと言います。しかし、だとしたら、弟子たちこそキリストが復活しなかったことを熟知していることになります。即ち、キリストを“神の御子、救い主”と信仰告白するキリストの教会は生まれるはずがありませんでした。また、敵対者たちが復活のデマを防ぐために遺体を盗み出したのだと考える人達もいます。しかし、だとしたら、遺体を提示して復活をデマとして否定出来たはずです。しかし、出来ませんでした。復活が事実だからです!

もうひとつは、“復活のキリストの顕現”です。これについても幻想を見たのだと否定する人達がいます。しかし、仮にそうだとしたら、一度に五百人以上の人達が同じ幻想を見たことになり(新約聖書・コリントの信徒への手紙1、15:6参照)、それは考えられません。キリストを実際に復活したのです!