今週のメッセージ201/06/09)

聖霊降臨日(ペンテコステ)

 

本日は、キリスト教会の三大祝祭日の一つ、聖霊降臨日(ペンテコステ)です。

  「ペンテコステ」という言葉は、一般の方には聞き慣れない言葉と思います。言葉そのものは“50”を意味する言葉です。先々月の4/21は、これまた三大祝祭日のひとつ、「イースター」でした。日本語では「復活日」。十字架に磔にされ、贖罪死を遂げられたイエス・キリストのお体は墓に埋葬されました。そして埋葬から40日目、予告されていた通り十字架の死から三日目、復活されたのです。そして復活のキリストは40日にわたりその姿を顕され、40日目に天に帰って行かれました。即ち昇天されたのです。この日は「昇天日」として記念され、先月の30日(木)がその記念日でした。

それからさらに10日して、復活から50日目、昇天のキリストに代わり、聖霊なる神降臨されたのです。復活から数えると50日目。そこで本日は聖霊降臨日(ペンテコステ)と呼ばれるわけです。

  キリスト教会には三大祝祭日があります。ひとつは一般的にも知られているクリスマス(降誕日)。二つ目が冒頭でも記しましたイースター(復活日)。そして三つ目が表題のペンテコステ(聖霊降臨日)

  他方、キリスト教の神は“三位一体”といわれます。即ち、なる神、なる神イエス・キリスト、そして聖霊なる神です。

  この三位一体の神三大祝祭日との関係を間単に記すならば次のようになります。即ち、父なる神の人類への愛の表れとしてご自身の独り子を救い主として世に遣わされた。その独り子キリストは、十字架の贖罪死を以ってわれらを罪と死の滅びから贖って下さった。そして聖霊なる神は、その贖いの恵みを時空を超えて信じる者の内にもたらして下さっているのです!