今週のメッセージ201/06/16)

父は定め、子は贖い、聖霊は聖める

 

「わたしが父のもとからあなたがたに遣わそうとしている弁護者、すなわち、父のもとから出る真理の霊が来るとき、その方がわたしについて証しをなさるはずである。」(新約聖書・ヨハネ福音書15:26)

 「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」(新約聖書・使徒言行録1:8)

 

先週(6/9)はキリスト教会の三大祝祭日のひとつ・聖霊降臨日(ペンテコステ)だったので、それに因んだメッセージを記しました。

今週(本日)は、それに加えてさらに記してみましょう。

父・子・聖霊の三位一体なる神のお働きについては昔から“父は定め、子は贖い、聖霊は聖める”といわれてきました。これは主として“救い”と三位一体の神との関係を語っているものです。

そこで、先週の聖霊降臨日に因み、聖霊の恵みをさらに加えて下に記します。

父なる神が定め、御子イエス・キリストにより十字架の贖罪死を以ってもたらされた救いの恵みを、わたしたちの中にもたらすために、聖霊は二つの御業を担っておられます。

冒頭の聖句は、その二つについて聖書が語っているものです。

前者は、聖霊がその真理を悟る力を付与して下さるということです。

後者は、その悟った真理を他者に証しする力を付与して下さるということです。知った者は、それを他者に知らせることを神は求められるのです!