今週のメッセージ201/12/15)

日本のクリスマスの風習

 

アドベントクランツの3本目のキャンドルに火が灯りました。来週は4本目に火が灯ります。すると、その週のどこかでクリスマスとなります。今年は来週水曜日が25日となります。当教会では前日の24日(火)の夕7時からキャンドルライトサービス(燭火礼拝)の時を持ちます。どうぞ新しい方もご遠慮なくお出かけ下さい。

ところで、わが国には聖書と全く無縁のクリスマスの風習がいくつかあります。

ひとつはサンタクロースです。日本では明治初年に、東京で開かれたクリスマスの集いに、裃(かみしも)と袴(はかま)を身にまとったサンタクロースが、大きな風呂敷の中にお菓子を入れて配ったとのことです。しかし、あまり評判はよくなかったとか・・・。

二つ目はクリスマスツリーです。なんでも中世期まではドイツの人々が樅(もみ)の木に悪魔払いの力があるとかでこの木を信じて拝み、そのお祭には飾り付けをして、事もあろうに赤ん坊を犠牲にしてささげていたとか。しかし宣教師がそれを止めさせ、代わりにきれいに樅の木に飾り付けをすることだけをクリスマスの祝いに取り入れたとのこと。(因みに当教会でもツリーを飾っています。)

三つ目はクリスマスケーキです。丸いスポンジケーキに白くクリームを塗り、いろいろな飾り付けをしたもの。以前、アメリカら来日した青年たちが日本で初めてクリスマスケーキなるものを見たとか。以外ですね。アメリカあたりから日本に伝わってきたものとばかり思っていました。日本独自のものだったわけです。

何はともあれ、あなたにとって良きクリスマスとなりますように!