今週のメッセージ(2020/01/26)
神の存在の啓示について
神の存在をわたしたちに啓示してくれるものに二種類あります。
一つは一般啓示といわれるもので、代表的なものが三つあります。
まず一つ目は“自然(界)”です。天体望遠鏡で宇宙を観察するとき、実に整然としています。だから月ロケットや宇宙衛星を飛ばすことが可能なわけです。また、顕微鏡で見る世界も実に緻密に出来ていることがわかります。これらがなんかのはずみに偶然生じたとは考えられません。創造者なる神がおられるのです。
二つ目は歴史です。長い時の流れの中でいろいろなことが起こってきましたが、基本的に悪は滅び、善が残ってきました。やはりそこにも正義なる神の存在が示唆されています。
三つ目は人体です。いろんなことがわかればわかるほど、実に緻密に整然としていてやはり創造者の存在を覚えます。
これらの一般啓示と別にもう一つ特別啓示といわれるものがあります。
一般啓示では、創造者なる神が存在されるかも知れないというところまでですが、特別啓示は、神の存在が確かであり、かつその存在が如何なる方であるかを示しているのです。
その特別啓示の中心はイエス・キリストです。
キリストは次のように宣言されています。
「わたしを見た者は、父を見たのだ。」(新約聖書・ヨハネ14:6)
特別啓示のもうひとつは聖書です。以下はキリストご自身のことばです。
「聖書はわたしについて証しをするものだ。」(同5:39)
かくしてわたしたちは、聖書によりキリストを知り、キリストを通して神を知ることが出来るのです。
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