今週のメッセージ2020/03/29)

最終回

 

 1998.8.16にスタートしたこのコラムも今回を以って最終回としたいと思います。

 筆者は今年の誕生日が来ると満81歳になる年齢となり、牧師職もこの3月末を以って引退することといたしました。トータルで49年間務めさせていただきました。

 このコラム(今週のメッセージ)をスタートさせた動機は、ノンクリスチャンの方々にキリスト教信仰をご紹介したいと思ったからです。

 筆者は、大学に入学する前年にキリスト教信仰に入りました。卒業すると高校の英語科の教員となり、その当初から、ただ英語を教えるだけでなく、永遠の命の救いの福音を伝えたいとの思いを持っていました。

 しかし、学校教育の中での伝道は、制約があってやりにくいことがわかり、高校教員を止めて献身することにし、中央聖書学校(当時の呼称)に入学したという次第です。

 卒業して最初に遣わされた東京の教会は、英語学校も併設されていた教会でした。そこでは、伝道師としての働きと英語学校のチャプレンとしての働きが半々といった具合で7年間のご奉仕でした。

 そのあと、静岡市にある教会に転任し、14年間奉仕いたしました。その後、現在の教会に転任し、現在に至るまで28年間奉仕させていただきました。トータルで49年の間、一度も止めたいと思ったことはなく、生甲斐を覚えての49年間でした。そのこと自体が、主によって召し出され、担わせていただいた証しだと確信しております。

 人生の大半を、キリスト教伝道に携わらせていただけたことは実に幸いでした。ハレルヤ!