今週のメッセージ2020/12/27)

「命から永遠の命へ」 ヨハネ5:1−30

 イエス様はベトザタの池で38年間も病気であった人を癒してくださいました。彼に対して主は「良くなりたいか」と尋ねています。この問いかけを読むと「あなたの願いはどこに向いているのか?」と主から問われているような気が致します。
 続けて主が「起き上がりなさい。床を担いで歩きなさい」と言われると、彼はすぐさま癒されました。
 ところが、この御業が安息日に行われたことでユダヤ人 たちの間に大きな論争が巻き起こりました。安息日には労働をせず、安息をするのが定めであったからです。

 けれども、それが過剰になり安息日には移動可能な距離が定められるなど、自分たちの生活を縛り付ける規則が数多く作られるようになっていました。ですから安息日を破ったキリストへの 非難が巻き起こったのです。
 彼らの批判に対して主は驚くべきことを語られました。
 19「そこで、イエスは彼らに言われた。「はっきり言っておく。子は、父のなさることを見なければ、自分からは何事もできない。父がなさることはなんでも、子もそのとおりにする」と。

 この論争を通して、イエス様はご自分が全能の神の御子としての神であることをハッキリとお示しになったのです。