今週のメッセージ2021/1/3)

ヨハネ5:31−47「救いのための主の言葉」

  主は誰にもマネできない驚くべき謙遜をもってご自身が全能の父なる神と等しい者として語られ、全能の父がなさるすべてのことをご自分が行うのだと宣言なさいました。
 しかし、 そのことでユダヤ人たちの猛烈な反感を買いました。彼らはイエス・キリストを殺そうと狙うようになっていたのです。
 その中で、主がさらに証しを続けられたのが今朝の御言葉です。
 ここで主が言わんとしておられることは「イエスが神の御子であり、救い主であることの根拠は、イエスを証しされる父なる神にある。
 主はご自身が神と等しく、また神と一つであって、全能の主であるからこそ、自分で自分を証しする必要がない。
 同じように父なる神も自らを証しせず、御子を証しなさる」ということです。そして真理の霊である聖霊も、自分から語ることをせずにイエス・キリストの栄光を現す。
 

 こうして三位一体の神が、それぞれに自らのことでなく、 父は子を証しし、子は父を証しし、聖霊は子に栄光をもたらすという互いの謙遜をもって、それぞれが三位一体としての神の栄光を輝かせているというのが、聖書に啓示されたまことの神のお姿なのです。
 「あなたたちが救われるために、これらのことを言っておく」と言われた主は、三位一体の奥義を語っておられます。