今週のメッセージ2021/1/31)

「信じる者は永遠の命を得ている」ヨハネ6:22−59

 

 カファルナウムの会堂で語られた説教は、人々の7つの問と発言を受けたものでありながら、常にキリストが主導権を握っておられました。

 人々の問と発言

 @ 25節 いつここに?

 A 28節 神の業を行うために何をしたら?

 B 30節 信じるためにどんなしるしをしてくれる?

 C 31節 先祖は天のパンを食べた。

 D 34節 そのパンをいつも私たちにください。

 E 42節 ヨセフの息子がどうして天からくだったのか?

 F 52節 自分の肉をどうやって食べさせる?

 主の御言葉は徐々に激しさを増しています。人肉を食べ、その生き血を飲むということは、現代でも忌み嫌われることですから、人々はその生々しい表現に辟易したことでしょう。

 本来であればその1つ1つを細かく解きほぐすことで御言葉の恵みを味わうと共に神様の愛の深さだけでなく、その激しさに向き合わなければならないものです。それはまた同時に神様に対する私たちの罪の闇と呪いが目を覆いたくなるほど悲惨なものであることにも目を向けることです。その上で、私たちの罪のために死なれたイエス様の十字架の贖いの恵みの光に目を留めるべきなのです。