今週のメッセージ(2021/5/9)

「主が栄光を受ける病」 ヨハネ11:1-16

 

 ヨハネによる福音書にはイエス・キリストが行われた奇跡が7つ記されています。

 @ カナの婚礼にて水をぶどう酒へ(2:1-12)

 A 役人の息子の癒し(4:43-54)

 B ベトザタの池の病人の癒し(5:1-9)

 C 5つのパンと2匹の魚で群衆を養う(6:1-15)

 D 湖上を歩く(6:16-21)

 E 盲人の癒し(9:1-7)

 そして7番目の奇跡として、死んだラザロを生き返らせた出来事が11章に記されています。ラザロの姉妹であるマリアとマルタは人を遣わしてラザロが病気であることをイエスに知らせましたが、主はなお二日間同じ所に滞在されました。 姉妹たちの不安はいかばかりでしょうか。

 ラザロの最後を看取り、埋葬を済ませてもなお主は来てくださらなかったのです。けれども主は彼らを愛しておられ、その病が死で終わるものではなく、神の栄光は御子が栄光を受けるためのものであることを弟子たちに明言しておられました。