今週のメッセージ(2022/10/2)

「拡大する伝道」使徒18:18−28

 

 使徒言行録の後半にはパウロたちが行った伝道旅行について記されています。

 第 1 次【使徒 13 章〜14:26】

 第 2 次【使徒 15:36〜18:22】

 今日の箇所は第 2 次の終わりと第 3 次の開始について記されています。コリントにおいて 1 年半以上も伝道を続けたパウロは、船に乗って地中海を渡り、ケンクレアイ、エフェソ、カイサリアの港へ向かい、さらに陸路を通ってエルサレム、そして出発点であったアンティオキアへと帰りました。

 パウロがどんな誓願を立てていたのかは分かりません。

 また、エフェソではユダヤ人たちから迫害ではなく、むしろもうしばらく滞在して欲しいとさえ求められたのでした。

 先を急いだパウロは、エルサレムやアンティオキアにおいて第 2 次伝道旅行の報告をしたことでしょう【使 14:27】。

 けれども第 1 次の時に、殺されかけるほどの迫害を受けた町々へと引き返して弟子たちを励ましたように【使徒 14:21-22】ガラテヤ、フリギアの諸教会を巡回する第 3 次の伝道旅行へと出発したのです。その中で、神はさらに他の働き人をお立てになって、伝道を力強く拡大されたのです。

 その一人がアレクサンドリア出身のアポロでした。