今週のメッセージ(2022/10/23)

「聖霊を知らないクリスチャン」使徒19:1−10

 

  かつてパウロは「神の御心ならば、また戻ってきます」と言ってすぐさまエフェソの地を去りました(18:21)。その後、彼はアンティオキアからガラテヤ、フリギア地方の陸路を西へと進み、直線距離で 800kmもあるアジア州の首都エフェソの町へとやって来ました。

 ところが、そこでパウロの出会ったクリスチャンたちは聖霊について何も知らない、聞いたこともなかったという人々でした。しかも彼らが受けた洗礼は、かつて洗礼者ヨハネが施した悔い改めのバプテスマ(マルコ 1:4)であり、イエス・キリストが弟子たちに命じたバプテスマでもなかったのです(マタイ 28:19)。

 パウロが彼らに改めてイエス・キリストの命令と福音に基づくバプテスマを授け、手を置いて祈ると聖霊が彼らに降り、人々は異言を語り出すというペンテコステの日以来、連綿と続く聖霊の豊かな働きが起こったのです(使徒 2:4、8:17、10:44-46)。

 信者に対する聖霊の様々な働き

 @証しの力 使徒 1:8

 Aいやし Iコリント 12:9

 B賛美 Iコリント 14:15

 C祈り エフェソ 6:18

 D聖書を悟る ヨハネ 16:13

 E聖霊の賜物 Iコリ 12 章

 F聖霊の実 ガラテヤ 5:22-23