今週のメッセージ(2022/11/13)

「聖霊による慰めと励まし」使徒20章

 エフェソでの働きを終えたパウロは、マケドニア、ギリシアの各地を巡り、船で小アジアの沿岸を移動しながらエルサレムへと向かいました。20章ではトロアスでの出来事とミレトスにおけるパウロの長い別れの挨拶が記されています。

 それは神がご自身の御子の血をもって贖われたご自身の教会に対する励ましの言葉を具体的に示すものでした。また、死んだ若者をも生き返らせてくださった御業によって、信じる人々に永遠の命の希望と深い慰めを示すものでした。

 使徒言行録の著者であるルカは 20:6 で再びパウロの旅に同行することで、その寄港先、日程などについて詳しく書き記しています。それは随行した者ならではの書き方でした。

tizu