今週のメッセージ(2023/2/5)
「光を告げる光キリスト」使徒 26章
ローマ法のもとで公式の裁判を受けて来たパウロは、皇帝への上訴によってローマへ護送される前に、ヘロデ・アグリッパ
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世の前で弁明する機会が与えられました。使徒言行録では、これがパウロによる公的な証言を記録した最後のものとなっています。
使徒 13:44-46
に記されているように、度重なるユダヤ人からの妨害を受けて来た彼は、すでに異邦人への伝道に大きく舵を切っていました。だからでしょうか、ユダヤ最高法院では議場のかく乱戦術を展開するだけで、イエス・キリストのことは何も語っていません。けれども、ユダヤの統治者としてヘロデ家最後の支配者となったアグリッパ王に対し、パウロは自らの歩みを振り返りながら、大胆に福音を宣べ伝えたのです(使
9:15
参照)。それはあの洗礼者ヨハネがそうであったように、徹頭徹尾イエス・キリストこそが救い主であり、来るべき救いの光であることを語り告げるものでありました。
この後、彼はローマへと護送されるべく船出し、到着後は軟禁生活の中でも福音を語り続けることになるのです。
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