今週のメッセージ(2023/3/26)

「栄光に入られた主イエス」ルカ24:13-27

 

 イースター礼拝とはイエス・キリストが復活された日を喜び祝う特別なものです。私たちは誰もがいずれの日には黒枠に囲まれ、地上を去らなければなりません。弟子たちはイエスを力強い預言者であり、イスラエルを解放してくださるに違いないと望みをかけていた存在でした。けれども最後の晩餐を済ませて祈りの場へ行かれると、主は捕えられ、一晩のうちに判決がくだされ、十字架にかけられてしまったのです。

 主の亡骸はその日のうちに墓へと葬られてしまい、満足に弔うこともできませんでした。けれども、三日目を迎えると驚くべき知らせがもたらされました。天使が現れ、主イエスが生きておられると告げたと言うのです。その知らせを耳にしながら、悲しい面持ちでエマオへ向かう二人の弟子たちのもとに主イエスが近づいて来られました。それが復活の主イエスであることにまったく気づかなかった二人は、問われるままに主イエスに一連の出来事について話し続けます。そして主ご自身との交わりを通して、復活のキリストとの出会いを経験することになるのです。