今週のメッセージ(2/28)

何のために生きるのか

 

 散歩をしていると、どこからともなくほのかな良い香が漂ってきます。はて、どこからだろうと辺りを見回すと、少し離れたところにある梅の木の花が咲き始めています。春の訪れが実感できる時節となりました。

 私事になりますが、去年の春、大病して2ヵ月余りの入院生活を余儀なくされました。退院後は、それまでも健康には気をつけていたつもりですが、より一層気をつけるように心がけています。

 ところで、健康管理の基本といえば、なんといっても睡眠、食事、運動の3要素が大事かと思います。

 若い時は3、4日の徹夜もそれほど応えませんでしたが、若くなくなったら睡眠不足は禁物のようです。

 バランスのとれた食事も大事です。カロリーの取り過ぎは成人病の因です。若い時と同じように食べたら、とんでもないことになり兼ねません。

 適度の運動も大事です。現代人はとかく運動不足になりがちですから。散歩を心がけるようになったのもそのためです。

 しかし、以上の三つにもう一つ加えるべきものがあります。それは、そのように健康管理をしながら生きるのは何のためか、ということです。ただ自己保存のためというのでは消極的過ぎます。

 「飲むにも食べるにも、また何事をするにも、すべて神の栄光のためにすべきである。」(新約聖書・Tコリント10:31)

 わたしにとって「神の栄光のため」に生きるとは、どのように生きることなのかを神に問う中から、あなたの人生の道筋が見えてくるのです。