今週のメッセージ(5/9)

 

被造世界に現されている神の存在

 

   「夏も近づく八十八夜

   野にも山にも若葉が茂る

   あれに見えるは茶摘みじゃないか

   茜襷に菅の笠」

 

 まさにこの時節に歌われてきた小学唱歌です。「八十八夜」とは立春から数えて88日目を指すのだそうです。今年は先週の日曜日(5/2)がその日に当たっていました。そして同じく先週の木曜日(5/6)が立夏でした。

 昔からこの時期になると緑が映え、美味しい新茶が出回るようになり、また晩霜もあまり起らなくなるので、農家では稲の種蒔きなどが始まります。先週、埼玉・川口で全国的規模の集まりがあり新幹線で往復しましたが、車窓から既に水が張られた田圃が見られました。それにしても自然界の巡りはなんと秩序正しいことかと思わされます。

 聖書は自然界がわたしたちに創造主なる神の存在を告げていて、それは弁解の余地のないほどだと語っています。

 

 「世界が造られたときから、目に見えない神の性質、つまり神の永遠の力と神性は被造物に現れており、これを通して神を知ることができます。従がって、彼らには弁解の余地がありません。」

(新約聖書・ローマの信徒への手紙1:20)