アルプスの少女廃人



 むかし昔、アルプスの山に、ハイジという女の子が住んでいました。ハイジは

自然にかこまれた土地で、元気に育ちました。ある日ハイジは、アルプスで一番

高い山のモンブランに登りたくなりました。そして、おじいさんが止めるのも聞

かずに登っていってしまったのです。しかし、モンブランはとても高く、頂上は

空気がとても薄かったのでした。そんなことは知らないハイジは、酸素ボンベも

つけず、生身で登ったので、頂上に着いた頃には酸素欠乏症になって、脳味噌に

酸素がいかなくなりました。その後、病院に運び込まれましたが、すでに廃人に

なっていましたとさ。      めでたしめでたし。


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