日原三又洞洞口位置確認
倉沢鍾乳洞下層部探検ケイビング


東京都で最大の洞窟、日原三又洞の所在地を 教えて頂いたため、早速、3月22日(日)に洞口確認に行く事にしました。 当日は残念ながら小雨の降る天気であり、 参加者も小山、高橋さんの計2人と少なめでした。

洞口があると思われる付近の林道に車を止め、 歩きながら注意深く川の対岸にある石灰岩の壁を 探してみました。そして4個所の洞口を発見しました。 1つは日原三又洞と思われます。 他の3つは今のところ不明です。 早速、川を渡り洞口まで行こうと思ったのですが雨の為、 増水しており、渡れる場所がありませんでした。 仕方が無いので今後の課題ということで引き上げました。 ちなみにこの付近には10箇所の洞窟があるそうです。

その後、倉沢鍾乳洞の下層部に行くことにしました。 鍾乳洞前の広場に車を止め、お弁当を食べて、昼寝をした後 ケイビングを開始しました。 まず上層部主洞で簡単に竪穴訓練をした後、馬の背を降り、 下層部へ続く、狭洞クラックに行きました。 ここから先は今日、初めて行く場所です。 狭洞クラックは入口の幅30センチ、深さ10メートル で水が流れています。 雨が降っていたせいか滝の水量がいつもよりも多目でした。 ザイルを張り、濡れながら懸垂下降で入りました。

下層部に降りると滝の裏に小穴があったので匍匐前進で進んで行きました。 しかしその穴は行き止まりであり、最奥部に続く通路ではありませんでした。 引き返し、別の小穴に入ったところ通路はずっと続いていました。 ひたすら匍匐前進で進み、かなり狭いZ字の狭洞を抜けると立てる空間が ありました。更に進むと水晶池と呼ばれている地底湖がありました。 更に洞窟は水の中で続いていましたが、とても進めませんでした。 帰りは狭洞クラックをセルフビレイをしながら、チムニーで登り 出洞しました。所要時間5時間程度のケイビングでした。

後にPCCの芦田さんに教えてもらったのですが、水晶池から20メートルほどチムニー で登ると更に通路が続いているそうです。 ここは、今後の課題にしたいです。

    
倉沢鍾乳洞-水晶池


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