富士風穴新洞探検ケイビング


98ケイブフェスティバルで手に入れた富士風穴第一の測量図にずっと探していた新洞が記載されていました。 そこで早速、7月26日(日)に調べに行く事にしました。参加者は小山、本田さん、高橋さん、石間さん、井口さん の計5名でした。

富士風穴は非常に人気のある洞窟で、この日も、30人くらいの団体と洞口ですれ違いました。 入洞後、まず新洞があると思われる場所に行き、洞壁を丹念に調べてみました。 壁の小さな隙間から風が吹き出ているところが何箇所かありました。 そこを匍匐前進で進んでいったところ大きな空間にでれました。 どうやら、ここが新洞のようです。何年も前から風が吹き出ているのは知っていましたが、 まさか通路が続いているとは夢にも思いませんでした。

新洞には本洞のような氷はなく、他の溶岩洞同様に、地面は落盤で覆われていました。 長さは本洞と同じくらいですが、狭い個所が、3箇所あり匍匐前進する必要がありました。 その為、溶岩の岩角にレインウェアを引っかけて破ってしまう人が続出しました。 最奥部と思われる場所で記念写真を取った後、引き返しました。

出洞すると雨が降っており、仕方がないので洞口の岩陰でお弁当を食べることにしました。 お弁当を食べ終わった後、初めて富士風穴に来た人が1人いたので、本洞を簡単に見学しました。 そして戻ってくると、ちょうど50人くらいの団体が、入洞してきました。 危うく、洞内で出くわすところでした。本当は、他の洞窟もまわりたかったのですが、雨が降っていたので 中止にし、帰路に着きました。
    
富士風穴第1-新洞最奥部


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