１１：００にヴィラせせらぎに集合したあと車で、洞窟があると思われる沢にいきました。 沢には石灰岩の転石が多数あり、青いヘルメットも落ちていたのでここで間違い無いと確信しました。 石灰岩峰を下から注意深く観察すると、洞口がいくつか発見できました。 早速、装備を着け洞口を目指しました。雨が降った直後だったので洞口までは少しぬかるんで いましたが難なくたどりつけました。この洞窟は通り抜けが出来ると聞いていたので上の洞口を探しに右へ周り込みました。 すると簡単に次の洞口が見つかりました。しかしもっと上にも洞口があるかも知れないので 1番上まで行ってみました。何個か小さな洞口がありましたが、 最初に見つけたものが有力そうだったのでそこから入洞することにしました。
洞内は全体的に斜洞気味で、所々に外部とつながる隙間があり、光が差し込んでいました。 また蝙蝠もかなり生息しており、グアノもたくさんありました。 本洞を進んでいくとちょっとした段差があったのであぶみを使って先に進みました。 その先には蝙蝠がたくさんいてやがて土で埋まって行き止まりになっていました。 次に、下の洞口の側に最奥部に続く支洞があったのでザイルを張り降りてみました。 その先には小さな地底湖やきれいなフローストーンがありました。 壁の隙間から風の流れがあったので外に出れないか調べたのですが、土砂で埋没しており 無理でした。ディギングすれば、外につながる可能性もあります。
| 出洞すると、雨が降っていました。石灰岩峰の左側にも洞口がないか調べ たかったのですが雨なので帰ることにしました。帰りはお盆時期ということでかなりの渋滞にはまりました。 |  |
| 矢弓沢洞-洞口 |