2000年11月19日に石舟沢鍾乳洞(埼玉)で練習ケイビングを行ないました。 参加者は、内山、大喜多、谷本、およびPCCの小野氏、 学芸大探検部の吉木さんの計5人でした。紅葉シーズンのためか、交通渋滞で全員揃うのが予定より遅れて しまいました。 ツナギに着替えてから、長栄橋を出発し、第1洞口前に到着しま した。道は相変わらずというか、荒れる一方です。
休憩・昼食のあと、第2洞口から入洞しました。少し入ったあた りで小野さんがムーンミルクを発見しました。(本当のムーンミル クかどうかは分かりませんが。) 赤龍の間には、冬眠中のコウモリの小さなコロニーがありました。 石畳ホールを通り、最短ルートで白龍の滝のあるホールに着きま した。滝の水量は少ない方で、吉木さんもそれほど苦労せずに登れ たようです。 青龍の泉を過ぎ、段差を降りて黒龍の顎を通り、最奥の泉まで行 きました。大喜多と谷本さんは最奥部のクラックを覗いてきました。 今の時期は洞外へ風が吹き出しているようです。 最奥部からは水流沿いに戻りました。吉木さんは段差を登るのが 体格的に難しかったようで、最後は谷本さんと小野さんが脚立代わ りになって登ってもらいました。白龍の滝を降りられるかちょっと 心配でしたが、内山さんのサポートにより、無事に降りることがで きました。
最後に下層水流部に行ったところ、水の流れはほとんどありませ んでしたが、第3洞口は水没していました。 第1洞口から出洞し、少し休憩してから出発しました。日が暮れ るのが早く、途中でヘッドライトを点ける必要がありましたが、長 栄橋に無事到着しました。 着替えたあと、恒例の武甲温泉に行き、シェ・ノアでミーティング を行い、夕食をとって解散しました。
(大喜多記)