NTC&PCC合同企画
矢弓沢洞体験ケイビング


2000/1/29矢弓沢洞(群馬県多野郡上野村)に新年会&体験ケイビングに行きました。 今回はPCC(パイオニアケイビングクラブ)とNTCの合同でした。 新年会は、場所が場所だけに何もしなかったのですが、矢弓沢洞は初心者にもお勧め の洞窟です。

参加者は、芦田、星野、内山、田村、坂、早間、杉本、福島、藤井の計9名(♂7+♀2 うち体験参加5名)

11:00にビラせせらぎに集合し、車を乗合にし、移動開始。 現地で合流する予定の2名を、途中のガソリンスタンドで発見し(オレンジのつなぎ ですぐ判った)、合流。 そのまま車で、多少路面に雪が残る道を、目印の送電線下まで行くと岩山が見えま す。 多少あったかいであろう、上の洞口まで行き、そこで昼食としました。

12:30上の洞口から入洞。 入ってすぐ斜面を下り、洞窟中央のホールに移動すると、氷のつららが多数あり、 寒々しい様子でしたが、半時計周りに回っていき、さらに奥に入ると、暖かくなり、 冬眠中のこうもりが計数十匹も居て、気をつけないと掴んでしまいそうなぐらいでし た。 洞内は、床面は泥が結構あるものの乾燥していて、きれいな鍾乳石などは見れません が、楽に見学できる感じです。二次生成物について芦田さんに説明をしてもらいまし た。 右奥の最下層には、小さな水流があり、そこには日大探検部のプレートともう一つプ レートを確認してきました。 その後、一度下の洞口から出て休憩し、再度下の洞口から入ってすぐにある、竪穴か ら別の下層部まで降り、同じルートで15:30出洞しました。

出洞時には、着ていたビニールカッパのズボンが見事に何箇所も大きく裂けていた人 もいましたが、予想していたほどドロドロにはなりません。 出洞後、上の洞口となりの、きれいな鍾乳石があるという、幅は広いがほふく前進す る洞口に挑戦。 人数が連なりすぎ、後のほうの人はバックするはめになりましたが、結局最奥部の鍾 乳石まではたどり着けませんでした。

洞口のある岩山の頂上まで道を巻いて登ると、気分的には、かなり高い山の山頂に 立ったような良い景色が眺められます。 17:00に現地を出発し、「いきいきセンター」で100円払って風呂(温泉では無いらし い)に入り、泥を落すと、すっかりくつろいでしまい、帰る時刻を忘れていました。 その後も、全員で芦田さんお勧めのおしゃれなアンティーク系のレストランに立寄り (オーダーストップぎりぎり到着)、ここで別れました。 かなり寄り道が多かったので、帰着は深夜になってしまいました。     

(藤井記)


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