パイオニアケイビングクラブ企画
不二洞探検ケイビング
(吾野の坑道穴・不二洞)


2000年5月13日にPCC主催の不二洞探検ケイビング参加しました. 参加者はPCCより芦田氏、星野氏、小野氏、NTCより小山の計4人でした。 今回の探検の目的は観光洞の不二洞(群馬)に未探検の支洞があると聞いたので 村に許可をとりそれを調査することであった。

不二洞に行く途中に予てから気になっている洞窟らしきものがあると言うのでついでによって行く事になった。 そこは道路沿いにいくつもの洞口が確認できたが、斜面に落石防止ネットがかかっている為、 簡単に入洞する事は出来なかった。大きく回りこみ落石防止ネットの内側に入りこみアプローチ して入洞してみたところ延長70メートル程度の人工洞であることがわかった。 洞内は支洞がいくつもあり、鍾乳石のようなものも確認できた。とりあえず「吾野の坑道穴」と命名した。     
吾野の坑道穴

     その後、不二洞に行き管理人さん付添いのもと早速、新支洞の探検を開始した。 その支洞の入口には鉄格子がはめられており、その先は10メートル程度の竪穴になっていました。 しかしすでにはしごが設置されていたため、竪穴装備なしでも降りる事が可能でした。 竪穴の下からさらに2メートルほど狭洞をおりると小さな空間に出ました。 さらに進むと鍾乳石が豊富にあるホールにつきました。
不二洞−小ホール

このホールから先の支洞は未探検と言うことなので早速調査を開始しました。 まずは風上の上流を詰めてみましたが、残念ながら直ぐに行き止まりでした。 次に本命の下流を詰めてみました。こちらは鍾乳石が邪魔して先に進むことができませんでした。 鍾乳石の先は、目視できる範囲、最低4メートルは入れますが、その先は狭くて入れない可能性が 高いです。結局、この支洞は延長60メートル程度で鍾乳石が豊富なところでした。

       
不二洞−竪穴部不二洞−鍾乳石


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