パイオニアケイビングクラブ主催
白岩沢鍾乳洞探険ケイビング


2001年11月17日(土)にPCC主催の白岩沢鍾乳洞(埼玉)の探険ケイビングに参加しました。 参加者はPCCより芦田氏、NTCより小山、藤井の計3人であった。 白岩沢鍾乳洞の最奥部の狭洞はディギング可能であり、 洞口の近くからは多量の水が湧きだしているので、 もし狭洞部を突破することができれば、奥が続く可能性がかなり高かった。 また白岩沢鍾乳洞の近くには未探検の壁穴も存在した。

ディギングする為にハンマードリル、壁穴探険の為に竪穴装備一式と 重装備で探険に向かった。しかし白岩沢へのアプローチを厳しく、 途中、洞窟探索をする為に寄り道をしながら行ったため、かなりの時間がかかってしまった。 まず最初に壁穴探険を行なおうと思ったが、壁穴の洞口が見つからず断念しました。 そしてやっと目的地の白岩沢鍾乳洞に到着した時には午後2時を過ぎていた。 昼食を取った後に白岩沢鍾乳洞の探険を開始した。

       
白岩沢鍾乳洞群第1洞

白岩沢鍾乳洞、巨大な岸壁に3つの洞口があります。 まず白岩沢鍾乳洞第1に入洞しました。ここは終始、匍匐前進の5メートル程度の小穴でした。 次に白岩沢鍾乳洞第3に入洞しました。ここはそこそこ大きな洞窟で 想像以上に時間を取られてしまいました。総延長60メートルくらいはありそうでした。 最奥部はフローストーンによって塞がっていました。

次に今回の本命、ディギングスポットのある白岩沢鍾乳洞第2に入洞しました。 ハンマードリルを持ち、匍匐前進で20メートルほど進むと、ディギング スポットに到着しました。確かに狭洞の向こうに中腰で立って歩ける程度の 通路が続いていました。狭洞を突破できないか試して見ましたが、頭と両腕は 抜けましたがどうしても胸が通りませんでした。やはりディギングが必要なようです。 そこでハンマードリルで削りはじめましたが、ディギングスペースが狭すぎて、 ドリルの入射角度が浅く、削岩する事ができませんでした。 ハンマーとタガネで地道に削るしかなさそうです。 今回は時間の関係で諦めて、次回の課題としました。

       
第2洞第3洞



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