2000年1月3日に小沢の穴(東京)と三ツ合鍾乳洞群(東京)に探検ケイビングに行きました。 参加者は小山、菅谷、大喜多の計3人でした。小沢の穴は1ヶ月ほど前に、地元の人からの情報により知った穴であった。 人によって話は多少ことなるが、深さが7メートル〜20メートルで 穴の底は立って歩ける程広く、タコの足状に支洞が延びているという 説もあった。 しかしその時は洞口を発見する事は出来ずにいた。 そこで今回は地元の派出所で場所を聞いて見たところ、 実際に行った事はないと言う事でしたが、大体の場所を教えてもらう事が出来た。 早速その場所に向かって洞窟探索を行なったが今回も残念ながら洞口を発見する事が出来なかった。 そこでまた集落まで戻り、ヒヤリングを行なってみた。 そして実際に入った事がある人から情報を得る事ができた。 どうやら、さっき捜したところよりも100メートルほど上方に洞窟はあるようでした。 またその場所に向かい、周辺を探索したところついに洞口を発見する事ができた。
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小沢の穴(洞口) 小沢の穴(洞内) 洞口は直径1.5メートルほどで、どれくらいの深さか底は見えなかった。 洞口の周りには有刺鉄線の囲いがあったようですが、 壊れてほとんど無くなっていました。 早速、ロープをセットしてSRTで入洞を開始しました。 洞口付近に土砂が結構あって、ボロボロ洞内に土が落ちました。 10メートルほど下降すると洞床に到着しました。 そして横穴を進むと3メートル程度で行き止まりでした。
次に三ツ合対岸の穴側の穴に行く事にしました。 この穴は3年前に三ツ合対岸の穴の側で発見した穴であった。 洞内にはちょっとした段差があり、降りる事は可能だか、 登れなくなる可能性があった為、未探検のままにした個所があった。 今回は、細引きセットして、その段差を降りて見た。 その下は小さな崩落の小ホールになっていました。 崩落の隙間がいろいろあり迷路状になっていました。 いろいろな隙間に突っ込んで見ましたが残念ながら 先は続いていませんでした。延長は25メートル程度だと思われます。
次に洞口が3つある三ツ合対岸の穴と観光洞の三ツ合鍾乳洞および 天の岩戸を見学した後、帰路につきました。
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三ツ合対岸の穴側の穴 天の岩戸