パイオニアケイビングクラブ主催
外山の大穴探険ケイビング


2001/8/10(金)にPCC企画で外山の大穴(岩手)で探険ケイビングを行ないました。 参加者はPCCより芦田さん、荒井さん、佐藤さん、星野さん、およびNTCの小山、大喜多の 計6人でした。

外山の大穴は30年間人が入っていない新洞があり、全ての支洞を詰め切っていないと言う事なので、 新支洞が見つかる可能性も多いにありそうであった。 またこの洞窟は総延長1200メートルの超立体迷路状であり、 さらに旧洞部には大量のグアノが堆積しており、新洞部にはそう簡単には辿りつけないとの事であった。     
洞口

とりあえず新洞部に1番楽に辿りつけると思われる、中層部の洞口より入洞してみた。 入ったとたん、気分が悪くなるような強烈なグアノの臭いがした。 しばらく行くとホールに出たが一面グアノが体積しており、深いところでは30センチを超えていたのでは ないだろうか。 グアノまみれになりながら、洞壁を登り立体迷路状の洞内を探索して、 ついに念願の新洞部入口に辿りついた。

新洞部入口は狭い下りの斜洞であった。降りると登り返せなくなる可能性もあった為、 3人のみ新洞部を探索し残りは待機した。 新洞部は旧洞部に比べれば、グアノも少なく、鍾乳石もあった。 とりあえず、徹底的に全支洞を詰めていったが、残念ながらこれと言った発見はなかった。 しかし新洞部の最奥部は狭い下りの斜洞であり、風の流れも感じた。 洞床は土であり簡単に掘れた為、30分ほどディギング作業を行なって、 5メートルほど延ばしてみた。 ディギングを続ければ、更に先がありそうであったが、時間の関係で 引き返す事にした。 そして旧洞部に戻り、下層部の洞口より出洞した。

       
新洞部新洞部

つなぎはグアノまみれとなり、今まで入った洞窟の中で、 もっとも強烈なグアノ穴であった。



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