石垣島・西表島遠征 3日目 午後
西表島の穴1,2,3 探険ケイビング


遠征3日目の午後からは、洞窟探索&ヒヤリングと観光をしながら車で南下し島内を回った。 そして集落でのヒヤリングによっていくつかの成果があがった。 一通り道路の最南端、南風見田まできたあと、戻りながらヒヤリングによって得た情報をもとに 洞窟探索を行なった。するとジャングルの中で、次々と3つの洞口を確認した。 とりあえず西表島の穴1,2,3と命名した。 西表島の穴1は流入口、西表島の穴2は流出口、西表島の穴3は竪穴状の洞口であった。

まず最初に西表島の穴2の探険をはじめた。しかし残念な事に、狭くて5メートルも入れずに 終ってしまった。次に西表島の穴1の探険をはじめた。洞内はほとんど人が入った形跡もなく、 鍾乳石の発達もよくなかなか良さそうな穴であった。100メートルほど水流沿いを進んで行くと 2メートル程度の小滝が現れ、滝壷はプールとなっていた。 更に50メートル程度進んで行くと狭洞となり3メートル程度先で水没しているようであった。

       
西表の穴1西表の穴1

しかし水没部分の左上に死角となっている部分があった。 そこで先が続いていないか確認する為に、水没部の狭洞にアタックを試みた。 するとその先には巨大なホールが広がっていました。 人が入った形跡はなく、新洞であると思われます。 さらに新洞部分を150メートル程進むと、だんだん天井が低くなり、幅5メートル、高さ0.5メートル程度の 通路となりました。しかし先はまだまだ永遠と続いているようであった。 海まで続いている可能性が非常に高かそうでした。 しかし、台風が接近していた為、出水よる水没の心配と時間の関係などもあり、 残念ながら最奥を確認せずにここで引き返す事とした。 もしかしたら探険次第で西表島最大の洞窟になるかもしれないと思いました。

       
プールと滝半水没狭洞
       
新洞部新洞部

出洞後、宿の夕食の時間が迫っていた為、西表島の穴3の探険は中止にして 急いで戻りました。



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