岩手 げいび渓舟下り とうとうとした流れの中を竿さし進む山水画の世界 |
そそり立つ奇岩怪石の連なりに、新緑の木々や紅葉が四季の詩を謳い上げるげいび渓。
石灰岩層が砂鉄川に侵食されてつくられた渓谷美は、日本百景の一つに数えられています。 とうとうとした流れの中を竿さし進む舟下りは、急流下りにはない趣きがあり、船頭が歌う『げいび追分』を聞きながら、山水画の世界に浸ることが出来ます。
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山形 最上川舟下り 舟唄を聞きながら俳聖・芭蕉の往時を偲ぶ舟の旅 |
山形県の母なる川として人々の生活を潤してきた最上川。
全長229キロの間に大小48の滝が流れ落ちています。 舟下りのコースも白糸の滝をはじめとして、いくつかの滝が流れ込んでいます。 秋には紅葉に彩られた山々が川面に映り、舟唄を聞きながら紅葉狩りを楽しむことができます。
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埼玉 長瀞ライン下り 岩と岩との間をすり抜けて走るスリルがたまらない! |
瀞場が長いためにその名が付けられている長瀞。
岩場がつくる浅瀬では、流れが早く岩と岩との間をすり抜けて下る時のスリルは満点。 流れの緩急が長瀞ライン下りの魅力です。 川の侵食作用によって出来た様々な形をした岩石が一番の見所で、大正13年に天然記念物に指定されて、国の保存地域になっています。
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高知 四万十川下り 四万十の流れに身をまかせ屋形船で下る清流紀行 |
日本最後の清流、四万十川。
その上流、山あいのひなびた風景の中を屋形船でゆったりと走る、往復6キロのコース。 四万十川特有の“沈下橋”をくぐったり、手長エビや鮎の漁に出会ったりと、四万十の流れに思う存分浸ることができます。
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長野 天竜舟下り しぶきを上げて鮮やかな櫂さばきで早瀬を豪快に下る |
“天竜下れば しぶきにぬれる”の伊那節で有名な天竜川。
この天竜舟下りは、コースの前半は流れの急な早瀬が多く、飛び散る水しぶきと船頭のあざやかな櫂さばきが見所。 そして、天竜峡に入ってからは落ち着いた渓谷美を楽しむことができます。 コースは時又港までの『時又コース』と、『終点』天竜峡港までのコースがあります。
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宮城 阿武隈ライン舟下り 四季折々の姿を見せる山並を縫って走る屋形船 |
東北第二の大河、阿武隈川。古くは輸送機関として“ひらかた舟”は行き交い、今もそのなごりを伝えているのが舟下りです。
屋形船がなだらかな山並を縫って走り、両岸の風景が四季折々の姿を見せてくれます。 コースは福祉センター発着・白衣観音折り返し『周遊コース』と、あぶくま駅発・福祉センター着『あぶくま駅コース』があります。
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岐阜 日本ライン下り 早瀬を渡る時に船底から伝わる振動が激流下りの醍醐味 |
日本三大急流の一つ、木曾川の激流を木造船に揺られながら下るコース。ドイツのライン川に似ているところから“日本ライン”の名前が付けられています。
奇岩怪石と四季折々の渓谷の美、そして早瀬を渡るときに船底から伝わる振動がこのコースの魅力です。 また、乗船所のある『日本ラインシュロス』は、ライン川の古城をイメージして造られており、本場のライン下りの雰囲気を味わうことができます。
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栃木 鬼怒川ライン下り 奇岩怪石が織りなす造形美を楽しみながら豪快に下る |
大自然が創造した渓谷美が名高い鬼怒川峡。
“楯岩”“ゴリラ岩”“軍艦岩”“お化け岩”など、奇岩怪石が織りなす造形美を楽しみながら、船頭の巧みな舵さばきで豪快に下るのが名物ライン下りです。 船は水しぶきを上げながらスリル満点に下っていきます。
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熊本 くま川下り 日本三大急流・球磨川の五大瀬を下るスリリングな舟旅 |
西郷隆盛の西南の役で北上の途、人吉から武器、弾薬を満載した舟とともに下ったといわれる日本三大急流の一つ球磨川。
1908年に国鉄が開業してからは船便は廃止されましたが、観光下りは盛んで、今も往時を偲ばせてくれます。 人吉城跡横発船のコースとわたり発船コースの2コースあり、船頭の巧みな竿さばきで奇岩怪石の間をすり抜けるスリリングな舟旅です。
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長野 天竜ライン下り 名勝、天竜峡を櫓音とガイドの案内をともにゆらり下る |
天竜川の清流によって侵食襲磨された景勝地“天竜峡”。
天竜奥三河国定公園に指定され、年間を通じて多くの観光客が訪れています。 そのなかでも、見所が集中しているのが約10キロのコースをガイドの案内と船頭の音を聞きながら、ゆったりと下るのが天竜ライン下りです。 途中、船頭の打つ投網が特徴の一つになっており、とれた魚をその場で焼いてもらえます。
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