last updated:Friday, February 12, 2010

県民性・地域性−群馬県

近世国名・藩名:上野(こうづけ),上州(じょうしゅう)



 
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 群馬県は関東平野の北西部に位置し,人口2,016千人で全国第19位(2007年10月)。東西95Km,面積は南北6,363平方キロメートルで全国21番目の広さ。南東部に関東平野が広がる内陸県である。地形は上毛かるたに「つる舞う形の群馬県」とうたわれるように空に舞う「つる」の形に似る。なお,県土の約3分の2は丘陵山岳地帯と,きわめて変化に富んでいる。
 県面積の3分の2が丘陵山岳地帯で,赤城,榛名,妙義の上毛三山など2000メートル級の山々が雄姿を競う。日本三大河川の一つ,利根川が縦断し,日本最大の高層湿原,尾瀬など美しい自然に恵まれている。江戸時代,長野県境の碓氷峠は,箱根の関とともに西日本文化が関東にはいるための陸の関門であった。
 草津,伊香保をはじめとする温泉も豊富。産業はかつては蚕糸で栄え,1872(明治5)年には,日本最初の官営製糸場,富岡製糸場(富岡市)が設立された。大正6(1917)年,中島飛行機製作所が太田市に設立され,その流れをくむ富士重工や三洋電機など東部で自動車産業や電子機器などの工業が盛んである。
 また,群馬県は首都圏に近く,豊かな自然も残るという恵まれた地理的特性になり,社会基盤の安定度も高い,暮らしやすい県の一つです。

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群馬県の自然条件、経済社会条件などにもとづき、次の4地域に区分されている。
・北毛地域:渋川市、沼田市、北群馬郡、利根郡、吾妻郡
・東毛地域:桐生市、太田市、館林市、みどり市、邑楽郡(おうら)
・西家地域:高崎市、藤岡市、富岡市、安中市、多野郡、甘楽郡
・中毛地域:前橋市、伊勢崎市、勢多市、佐波群


●県庁所在地−前橋市

 高崎市は県都・前橋に対し,商都・高崎と呼ばれる。平成の大合併で榛名町,倉渕,箕郷,群馬,新町の6市町村と合併し,前橋市を抜いて人口は34万人に達した。

●県民性

かかあ天下にカラッ風

 西高東低の冬型の気圧配置、前線通過直後の寒気の吹き出しが強風の原因となり、群馬(上州)は夏暑く冬寒く,夏は連日雷鳴がひびく。気候は東日本型であり,寒暖の差が大きく,冬は空気が乾燥し,夏は湿度が高く,年間を通じ比較的雨量が多い温帯湿潤気候である。こうした気候に加え,女性優位を揶揄した「かかあ天下にカラッ風」で知られる。

 「かかあ天下」の本意は,女性上位というのではなく,働き者の女性が家の中心となり,家を守り維持しているという意味である。群馬(上州)は、風の強い乾燥地帯であり,米作には適さない。そこで,畑地に桑を植えて養蚕に活路を見いだした。こうしたきびしい自然に耐えていくためには,家計を預かる女性は,しっかりしていなければならないことから,おのずから強い気性を育てられたのであろう。
 また,群馬県は競輪,競馬とギャンブルが盛んな県でもある。絹織物業で潤った地域経済,そして中山道沿いの宿場町ではバクチも盛んであったという名残が今に引き継がれ,ギャンブル好きの伝統は現在も引き継いでいる。
・地域への愛着や関心が高い


 多様な価値観に揺れる現代の世相にあっても、郷土群馬に対する県民の思いには共通項がある。「県民世論調査」(上毛新聞社と群馬大社会情報学部地域研究会共同実施)からは、総じて地域への愛着や関心の高さが読み取れる。
県民の80%が「これからも住み続けたい」とする定住志向が強い。また,すべての年代で過半数が「自分なりに群馬のために役立ちたい」と答えている旺盛な郷土意識である。

 NHK放送文化研究所の「全国県民意識調査」(1978年,96年)をみると、特徴がさらに際立つ。96年調査で本県は「住んでいる県が好き」の回答が北海道,宮崎,静岡県に次いで4番目に高い88%である。これは関東各県(栃木38位、茨城44位,埼玉47位)では突出した高さである。

●群馬の民芸品

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●群馬の方言

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●ベスト&ワースト−ランキング

 豊富な水資源や温暖な気候,耕地が標高10m〜1,400mの間に分布するなど恵まれた自然条件,首都圏等大消費地に近いという立地条件を活かし,野菜供給県となっている。全国1位は,こんにゃく生産量:63,300 t ,産出額:966千万円。きゅうり−−生産量:69,100 t ,産出額:1,386千万円。キャベツ生産量−−206,500 t,産出額:1,167千万円。
 繭収量は,296トンで,全国の45%を占め,1954年から50年間連続の日本一。主要産地は,碓氷などの県西部。だが,最盛期68年の27,440トンの1%という落ち込みで存亡の危機にある。2位にうめ、しいたけ,3位にレタス,しゅんぎく,ほうれんそうがある。

 群馬県は,富士重工や三洋電機などのエレクトロニクス関連の工場が集積する有数の内陸工業県。1999年県内総生産額における第2次産業の割合が49.9%で全国2位。有効求人倍率は1.30と全国1位である。
 
 自動車保有台数が人口千人当たり599台と全国一。郊外に商業施設や公共施設が多く,鉄道の利便性に不満がある。

  群馬県農政部農業情報センター

  われら上州人 データが語る県民性 田崎篤郎編著 前橋 上毛新聞社       
●日本三大石塔寺

 群馬県妙義山の白雲山石塔寺は,千葉県南総市(旧丸山町)の石堂寺(いしどうじ),滋賀県蒲生市の石堂寺と並び,日本3大石塔寺の一つに数えられている。

●群馬の食

 日照時間が全国的にも有数の長さであり、湿度の低い群馬県は、小麦の栽培に適した地域である。特に水田の少ない北西部、西南部の山間地帯では雑穀の栽培が多く、小麦と蕎麦が作られている。

 
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