Last updated:Monday, June 30, 2008

県民性・地域性−石川県

近世国名・藩名:加賀(かが),能登(のと)




 

 石川県は北陸地方の中部に位置する。東は富山県と岐阜県に,南は福井県に接し,北は能登半島となって日本海に突出している。地形は,西南から東北に向かって細長く,東西100.4km,南北198.5km,海岸線は約581.5kmの延長を有し,現在金沢市ほか7市27町6村から成る。廃藩置県の際,加賀一国が金沢県に,能登および越中の一部をあわせた地域が七尾県となり,その後,分離合併を経て現在の行政区域となった。

 石川県で,伝統工芸が隆盛した起源は江戸初期に遡る。外様ながら百万石の雄藩であった加賀前田藩は江戸幕府に謀反の意志のないことを示すため,惜しみなく工芸に藩の財源を注いだ。以来,400年にわたり,この地方で工芸は潰えることなく,いまに続いて来た。

●県庁所在地−金沢市-百万石の城下町

 県都の金沢の面積 467.77ku ,人口455,486人,世帯数 184,004(06年12月1日現在)。そのイメージは,「謡が空から降ってくる町」。金沢の町の起こりは,農民を中心とした信者が「金沢御坊」として建立,以来,寺のまわりに,後町,南町などの町がつくられたことがはじまりと言われている。
 金沢は江戸時代,多くの文学者,芸術家を輩出し「天下の書府」と呼ばれた。

  時代の変化は伝統工芸にも影を落とし,徐々に需要が減っている。そこで「もう一度金沢の工芸を盛り上げうと,金沢市は,04年に「金沢ファッション都市宣言」を謳い,05年1月にはその実践機関である「金沢ファッション産業創造機構」を設立。

●県民性

  「富山,福井と一緒にしないで」といった,加賀100万石のプライドが今も根付く。海の幸,山の幸に恵まれた豊かな県。勤勉な北陸気質ながら経済的な豊かさはのんびりしたお坊ちゃん気質を生んだともいう。また,保守的で何事も控えめ・忍耐強い気質という見方もある。
 なお,江戸時代,加賀に独自の文化が生まれ育たなかったのは,加賀藩の町人や農民に対する圧政によるとの見方もある。また,前田家の上下関係の厳しさ,秩序を重視する姿勢が,「保守的」「控え目」「忍耐強い」という県民性を作り上げたとも言われている。 
 石川県は加賀(金沢市・小松市)と能登(七尾市・玖珠市)の二つの地方から成り,県民性も若干相違する。能登地方は,金沢を中心とする南部に比べて保守的であり,開発が遅れていて消極的だが,人柄は誠実で信義に厚い。
 

 『書き込み中』

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●石川県の方言

 言葉は関西,イントネーションは名古屋の影響を強く受けている。
 「ダラ」 ⇒バカ
『きんかなまなま』⇒アイスバーン状態の事。
『いんぎらぁ〜っとしまっし』⇒ゆっくりしていきなさいな。
『しましまにしまっし〜』⇒しましまにしたら・・・。
『だらんねえけ』⇒ばかじゃないの。
『いじっかしい』⇒うざったい,しつこい。

●ランキング−ベスト&ワースト

 輪島塗の歴史は,縄文人によって作られた約6800年前の漆器にさかのぼるという。長い年月を経ながら,沈金(ちんきん),蒔絵(まきえ)などの技術をとりいれ六職と呼ばれる各職人による分業体制を確立した。124の工程を,専門性の高い職人が分業で仕上げていくという独特の体制が輪島塗の質を向上させ,名声を高めた。
 椀(わん)一個1万円からという高級品ではあるが,質の高さからその後も着実に生産額を伸ばし91年には180億円まで規模を拡大した。だが,バブル経済崩壊により高級品であることがネックとなり,生産額は減少の一途にある。04年の生産額はピーク時の半分にも満たない73億円である。

日本酒トップは「鶴乃里」 英国選出会で受賞−−07年9月

石川県の酒造メーカー,菊姫合資会社(同県白山市)の純米酒「鶴乃里(つるのさと)」が,英国で開かれた世界最大規模のワインコンテスト「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」の日本酒部門で最優秀賞を獲得した。■  最近,海外でも日本食人気に伴い,日本酒への関心が高まっており,今年から日本酒部門が設けられた。吟醸酒,純米酒など5部門で計228銘柄が出品され,鶴乃里が頂点に立った。
 同社では,「酸味がしっかりと効いた日本酒らしい味がコンテストで評価されたのではないか」としている。中華料理などの味の濃い料理にも合うという。

       

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