last updated:Wednesday, November 23, 2011

県民性・地域性−大阪府

近世国名・藩名:摂津(せっつ),河内(かわち),和泉(いずみ)



 


  • 大阪府地図
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 地形は,南北に長く湾曲しており,大阪湾に向かって開けた西側以外は三方を山地に囲まれている。
 大阪府は33の市,9の町,1の村で構成されている。面積は約1890平方キロメートルで全国土の0.5%と都道府県で2番目に小さい。2011年9月現在の人口 8,863,280人,世帯数 3,862,544世帯。なお,大阪には全国の15.6%にあたる約21万人の外国人が居住する。

 

●府庁所在地−大阪府

  大阪府の人口は,昭和30年代から40年代にかけて高い増加率で推移してたが,50年代に入り停滞気味である。地域別にみると,人口の増加傾向は,北から南へと移っており,北側の人口増加が昭和50年代に入り増加から停滞傾向に変化してきているのに対して,南大阪地域は、相対的に高い人口増加率を示しています。
 
 大阪の古称「難波(なにわ)」「浪速(なみはや)」。その呼び名は古く神武東征神話に始まる。地名の由来は,淀川や大和川の水が大阪湾に流れ込み,速い流れを生む場所であったことにあろう。これが,川と海をつなぐこの要衝は港として価値を見出され,地域発展の起点となった。


●地域性・県民性−合理主義,活動的,がめつい,いらち(せっかち)

 日本で,最古の商都としての歴史をもつのが,大阪である。奈良時代には難波京として大和の外港の役目を果たした。平安時代には平安京の外港にもなり,中世は石山本願寺の門前町,秀吉天下の時代は堺商人を移しての城下町,といった経緯を経て,江戸時代には「天下の台所」と呼ばれ,日本一の商都としての地位を確定した。
 大阪商人の処世訓は「損して得取れ」「死に金使わず生き金使え」「汚く儲けてきれいに使え」。金に細かく計算高いが,裏表がなくすべての欲求をストレートに押し出す風土。価値があれば金払いは良い。きさくで明るく話し上手で,行動力に富む。

 また,大阪は進取の気性を旨とし,新しいモノ好きで,“独自性”を尊ぶという土地柄をつくりあげてきた。

  大阪の人は総じてアップテンポでユーモアに富み,外向的と評価されている。反面,腰が軽く,せっかちとも揶揄される。社団法人「大阪アドバタイジングエージェンシーズ協会」が,大阪府民の生活に関する意識と行動の把握を目的に,大阪と東京で生まれ育った浪速っ子と“江戸っ子”それぞれ300人(男女各150人)を対象とした,06年10月実施のアンケート調査を実施。
 それによると,電化製品の購入時に値切る大阪人は41%、東京人は26%。 時間感覚の質問では、横断歩道の信号が青になる前に渡り始める人の割合は大阪が48%で東京の36%を大きく上回り、大阪人のせっかちぶりが証明された。特に,いつも青になる前に渡る人が大阪は1割以上もいた。けちでせっかちとされる“浪速っ子”の実像が読み取れる。


●東京・京都・大阪の違い
 「 京都の着倒れ,大阪の食い倒れ,江戸の買い倒れ」。京都は着物にカネを使って,大阪は食べるモノにカネを使って,江戸は女郎買いで,身上をつぶすという意味である。
 「 京都十代,東京三代,大阪一代」というたとえがある。土地の人間になりきるのには京都は十代かかるが,東京は三代大阪は一代でよいというわけだ。
 

●方言−関西弁  

 「大阪や」  ⇒ 大阪だ
 「〜ますやろ」  ⇒ 〜でしょ
 「〜行きますねん」⇒  行くのです
 「エエんやけど」 ⇒良いのですが
 「笑うもん」 ⇒笑う者
 




●大阪は繊維の街

 新大阪駅から北に車で約5分のところに,280の繊維問屋が入居するビルがある。通称,「ゆめっせ」。繊維問屋の組合組織である。

●ランキング−ベスト&ワースト

 自転車文化センターの調べによると,大阪府の自転車保有率は全国トップ。人口1000人当たりの保有台数は705台である。(ちなみに東京都は620台で第3位)。持ち主に代わって撤去自転車を保管場所までピックアップに行く“撤去自転車引き取り業まで現れる状況にある。

・日本で最も低い天保山
 大阪市港区にある天保山。梅田から地下鉄を乗り継いで約25分,中央線の大阪港駅に到着する。ここに日本一低い山,天保山がある。天保山は港の天保山公園にある,いわば丘のようなもの。標高は4.35mの人工の山である。
 天保山ができたのは江戸時代の天保年間。洪水防止と大坂への大型船入港をしやすくする目的で,1831年より2年間かけて造られた。安治川河口を広げた時に大量の土砂が生じ,それをこの場所に積み上げて人工の山とした。その頃は高さが20m位いあったようだが,大正から昭和にかけての地盤沈下で,標高が下がり、いつしか地図からこの山名が消された。

 

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 関西人気質

 関西,特に大阪は,江戸時代に「天下の台所」と呼ばれるなど,近世以降、日本の産業・経済の中心として発展してきた。こうした中で,進取の気性を旨とし、経済的合理性を備え、文化的にも町人・大衆に土台を置いた都市の気風を作り上げた。 とかく関西人は「ケチ」と言われるが,これは倹約家であることの裏返しではないだろうか。
 こうした気風は,明治以降も引き継がれ,多くの企業家が大阪に集い、新しいビジネスにチャレンジしてきた。 

 
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