鹿児島の本

      


江戸からも京都からも遠く離れたこの南の地は,代々島津家(しまづけ)が統治し,独自の文化と反映を築いてきた。明治維新とその後の近代化を実現させたのは,他でもない旧薩摩藩の志士たちである。
 圧倒的存在感で日本を動かしてきた,熱き「隼人」たちの真実に迫る!
 
戊辰戦争での長州藩の仕打ちは、今も会津人に怨念を抱かせる。だが、“長州憎し”と声高に叫ぶ多くの人々も、会津藩に温情を施した薩摩藩に話が及ぶと、とたんに穏やかな顔になる。
 長きにわたる会津と長州の戦いに和解の道があるとすれば、薩摩を仲介役にし、三者膝詰めでの話し合いにあろう。
 本書は、会津と薩摩両藩の蜜月時代から戦争に至るまでの関係をひも解きながら、戊辰戦争の裏側を描いていく。
西南戦争で西郷の首を
発見したとされる千田登文が生前認めていた「履歴書」が金沢で発見された。この「履歴書」を紐解きながら、100年以上も続くミステリー「西郷の首」の行方に迫るとともに、戊辰、西南、日清、日露の四つの戦争を戦った千田の生涯を通し、激動の時代を生き抜いた軍人一家の姿を描き出す。
              
                             
                             
              
                             
                             
              
                             
                             
                             
              
                             
                             
 
 
 
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薩摩藩精強無比の千年史

     

薩摩藩 精強無比の千年史 (歴史探訪シリーズ 16・晋遊舎ムック)

 桜島を抱く鹿児島県は,かつて「薩摩国」(さつまのくに」と呼ばれていた。江戸からも京都からも遠く離れたこの南の地は,代々島津家(しまづけ)が統治し,独自の文化と反映を築いてきた。明治維新とその後の近代化を実現させたのは,他でもない旧薩摩藩の志士たちである。
 「薩摩藩 精強無比の千年史 (歴史探訪シリーズ 16・晋遊舎ムック)」は,戦国大名を含めれば,千年近い歴史を持つ薩摩藩を徹底特集。
 圧倒的存在感で日本を動かしてきた,熱き「隼人」たちの真実に迫る!
目次
【プロローグ】鹿児島出身の歴史作家・桐野作人が、今改めて考える―
◆「薩摩藩」とは、何だったのか

【第1章】薩摩の歴史は島津家の歴史なり! 名門の原点から現在までをダイジェスト
◆「暗君なき」黄金史の全貌

【第2章】「歴史探訪」スペシャル・インタビュー 島津修久(島津家第32代当主)
◆「今も江戸時代が続いていたら、私が暗君第1号だったかもしれない。」

【第3章】最大の敵は裡にあり。血で血を洗う内紛劇が勃発!
◆島津VS島津―熾烈なる生存競争の果てに

【第4章】戦国最強! 鬼の軍団を統率した漢たち
◆島津四兄弟の真実!
@徹底分析・四兄弟「完全攻略」
A戦国島津三大決戦!
B猛将・義弘、風雅の武人
C深層・関ヶ原敵中突破!
D戦国島津「第5の男」豊久という男の実像

【第5章】鹿児島男児の代名詞「隼人」の謎と起源を探る
◆薩摩古代史論

【第6章】薩摩新時代が始動! 日本屈指の雄藩を育んだものとは?
◆誕生、薩摩藩―キーワードから読み解く「強さ」の秘密
@島津日新斎いろは歌
A郷中教育
B琉球統治
C外城制度
D独特の風土

【第7章】斉彬、重豪―二人の蘭癖大名と異色の改革者の物語
◆幕末薩摩維新―新しき波、新しき時。

維新への動きと政治的ベクトルが一目で分かる
◆幕末人物相関図

【第8章】幕末騒擾の申し子! 時代を回転させた男の生き様
◆国父・久光の「刃」

【第9章】今も人々の心に生き続ける、鹿児島が生んだ英雄の真実と生涯!
◆西郷隆盛―巨星、墜ちてもなお輝く

【第10章】神棚に祀り上げられた軍人の深層……
◆東郷平八郎―静かなる薩摩男児の「生き方」

鹿児島の歴史、名所・名品を旅する
◆コラム「さつま浪漫紀行」
1.桜島
2.薩摩の賢君とビスケット
3.名勝 仙巌園[磯庭園]
4.鹿児島弁ミニ講座
5.戦国島津の祭りに、心躍らす!
6.鹿児島県歴史資料センター黎明館
7.霧島神宮
8.尚古集成館
9.京都に残る薩摩の香り
10.宿敵、そして愛。―薩摩の男と会津の女
11.鹿児島の芸術を、訪ねる。

・発売日 2013年5月27日   定価 [本体838円]+税  ISBN 978-4-86391-758-3



 著者の北康利氏は,『白洲次郎 占領を背負った男』で,敗戦後に占領軍と堂々渡り合った快男児、白洲次郎を広く世に知らしめた評伝作家である。これまでも『白洲次郎 占領を背負った男 上 (講談社文庫) 吉田茂 ポピュリズムに背を向けて』で吉田茂や松下幸之助らをとりあげている。

 『西郷隆盛 命もいらず 名もいらず 』では,維新の英雄、西郷隆盛と西郷が生きた時代を振り返り,「明治維新は日本最大の社会イノベーションだが、倒幕自体は手段で、目的は日本の独立を守ることだった」と分析している。
  西郷の真の偉大さは、「赦(ゆる)す力」にあるとみる。江戸城の無血開城、山形庄内藩への寛大な処置に代表される戊辰戦争の戦後処理など、大局を見据えて内戦の犠牲を最小限にとどめた西郷の度量が、近代日本の発展にどれだけ寄与したか、計り知れない,とも分析している。
 そして, 「西郷最大の功績は倒幕実現でなく、維新後の廃藩置県などの大改革だった」。既得権益層の巨大な反発が予想されたこれら難事業は、西郷の人望の力なくしては、決してなし遂げられなかった,とも論じている。
 いま改革が叫ばれる中,「何を守るための変革なのかを再考
するには、西郷の人生を見直すのが一番です」と説いている。
【著者プロフィル】北康利 (きた・やすとし)
 昭和35年、名古屋市生まれ。東大法学部卒業後、富士銀行に入行。みずほ証券業務企画部長などを務め、平成20年に退職。著書に『白洲次郎 占領を背負った男』『吉田茂 ポピュリズムに背を向けて』など。
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 『西郷の貌 』は,明治政府には西郷の本当の顔を封じ込めなければならない理由があった,として−−その謎を解読しながら,が若き日の西郷の実像を明らかにして行きます。  関ケ原合戦で歴史に名を残す退却劇を演じた島津義弘の生涯を中心に、九州の雄島津家をめぐる波乱の物語を、史料をもとに描き出す。史料的裏付けを持つ、小説を超えた歴史ノンフィクション。
薩摩藩の軍医として戊辰戦役に従軍した高木兼寛は、西洋医術を学んだ医師たちが傷病兵たちの手術をを見聞し、自らの無力さを痛感する。海軍に入った兼寛はイギリスに派遣され、抜群の成績で最新の医学を修め帰国した。
脚気の真の原因は「白米食」か「細菌」か!海軍軍医総監となった高木は、明治初年、陸・海軍軍人の病死の最大原因である脚気の予防法をめぐり、陸軍医学部を代表する森林太郎(鴎外)と宿命の対決をする。
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