神話の里,そして聖地 高千穂
高千穂の起源は古く,古代遺跡の発掘や多くの出土品等の遺物から,紀元前4000年頃から集落が作られたと推定されています。
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宮崎県高千穂町は八百万の神の住まう里。幽玄な夜神楽に心奪われる麗しの山里でもあります。神秘的な森に分け入り,息をひそめ,そっと耳を澄ましてみましょう。神々のささやきが聞こえてくるかもしれません。
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┗■ 神話の里,そしてパワースポット高千穂
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天の岩戸開きや天孫降臨などの神話の舞台としても知られる高千穂町は,九州山地のほぼ中央部,宮崎県の最北端に位置します。隣県の熊本県の阿蘇山へとつらなり,町の中心部を五ヶ瀬川が西北から南東にかけて貫流しています。
町の中心部を五ヶ瀬川が西北から南東にかけて貫流しています。天然記念物に指定されている高千穂峡は,その昔阿蘇火山活動の噴出した溶岩流が,五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し,急激に冷却されたために柱状節理のすばらしい懸崖となった渓谷です。
気候は,平地の標高が約300メートル以上で夏・冬の気温差が大きく,四季の変化に富み,春の新緑,秋の紅葉が目を楽しませてくれます。
高千穂の起源は古く,古代遺跡の発掘や多くの出土品等の遺物により,紀元前4000年頃から集落が作られたと推定されています。
「パワースポット(power spot)」,「スピリチアルスポット」とは,「霊験あらたかな場所」,大地の力(気)がみなぎる場所。あるいはその地は,訪れるある人には癒しを,はやる気を与えてくれる−−−心をリフレッシュさせ,明日への活力に満たされる場所−−を指します。神話の里,高千穂がまさにその場所です。
⇒⇒高千穂町国見ケ丘ライブカメラ
自然と神話の魅力に触れる
宮崎県北部の高千穂町は、自然が造り出した絶景や天孫降臨の神話にまつわるスポットを楽しめます。五ケ瀬川沿いに断崖が続く高千穂峡では、日本の滝百選の真名井(まない)の滝など美しい景観を眺められます。秋に雲海が見られる国見ケ丘からは、阿蘇五岳や祖母連山を見渡せます。
天岩戸(あまのいわと)神社近くの天安河原(あまのやすがわら)は,天照大神(あまてらすおおみかみ)が岩屋に隠れた際に神々が岩戸開きを相談した場所といわれ、天照大神を誘い出そうと天鈿女命(あめのうずめのみこと)が舞ったのが高千穂の夜神楽(よかぐら)の始まりと伝えられています。夜神楽は11月中旬から2月上旬まで町内の民家などで奉納されるほか、高千穂神社の観光神楽は年間を通して毎晩見ることができます。
高千穂牛など、大自然が育んだ食材を使った料理も魅力的です。
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┗■ 「天孫降臨の云われ」
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伊勢神宮の御祭神(ごさいじん)であり,皇室の祖神(そしん)といわれる天照大神(あまてらすおおみかみ)は,天上(高天原)の神様であり,八百万(やおよろ)ずの神の国の日本で,総ての神様の頂点にありました。
大国主命(おおくにぬしのみこと)から国譲りを受けた天照大神は,地土の人々を治めるために孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を地上に天降りさせました。これが天孫降臨です。
瓊瓊杵尊の母神(栲幡千千姫命 たくはたちじひめのみこと)は,真おふすという大きな布製の寝具で瓊瓊杵を包んで,地上に降らせました。瓊瓊杵は,高天原から賜った三種の神器を持参し御付きに芸能の神・天鈿女命(あまのうずめのみこと)を伴い,地上に向かいました。
途中で,大国主尊と同じく地上を守る国つ神の猿田彦神(さるたひこのかみ)と落ち合い,天鈿女と猿田彦を伴い高千穂の嶺に降臨しました。 −−
天照大神の孫にあたる瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)は,豊葦原の水穂の国を治めるため「筑紫の日向の高千穂のくじふる嶺」に降り立ち,はるかを見渡し,『海の向こうに韓国を望み,「笠沙の岬」にまっすぐに通じている良い土地だ』と宮殿を建てました。ににぎのみことは,山の神の娘・木花佐久夜姫と結婚し,火照命《ほでりのみこと》(海幸彦)と日子穂穂手見命《ひこほほでのみこと》(山幸彦)を生みます。・・・・
*
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が宮殿を建て建てた地としては,高千穂神社とする説と,鹿児島県南さつま市の笠沙宮址とする2つの説があります。 亡くなられた後に小高い丘に造られたお墓が,現在の可愛山稜(えのやまのみささぎ)であるとも伝えられています。
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┗■ 高千穂峰のシンボル 「天の逆鉾(さかほこ)」
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「天孫降臨」で,瓊々杵尊(ニニギノミコト)が高天原から地上に降ったという高千穂峰。天の逆鉾は,そのシンボルとなっています。
慶応2(1866)年春,幕末の志士,坂本龍馬が妻のお龍と新婚旅行で訪れたのが,宮崎,鹿児島県境にある高千穂峰(標高1574メートル)。龍馬が姉の乙女にあてた手紙には,「天の逆鉾(さかほこ)」を2人で引き抜いて元に戻したとつづられ,スケッチも添えていました。
ただし,「今の逆鉾は,龍馬が見たときのままではないのです。江戸時代の噴火で上の3本の刃が折れたため,龍馬が見たのは,現在の逆鉾のうち刃のない下の部分ということです。
今も山頂には,高さ1・5メートルほどの青銅製の鉾が天に向かって突き刺さっています。いつだれが立てたのか。江戸時代の山伏ともいわれるが定かではありません。降臨の際に国家平定のため使われたが,二度と争いを起こさないとの決意を込めて刃を逆さにしたとの説もあります。
参考となるホームページ⇒⇒「天孫降臨と神武天皇誕生の地を行く T」 http://www.geocities.jp/helloih/kojikiwoaruku1.htm
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┗■ 『神々と共に 高千穂と戸隠』
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長野市中心部から車で約1時間、旧戸隠村(同市戸隠)の戸隠神社の門前町として栄えた山里は、本県高千穂町に伝わる「天岩戸伝説」でタヂカラオノミコトが投げた岩戸が落ちた地と伝えられています。それが戸隠神社奧社。鳥居の向こうに鎮座する戸隠山です。との地に飛んできた岩戸はそのまま山となったと、戸隠では信じられています。
天岩戸伝説を縁に、旧戸隠村と高千穂町は1987年(昭和62)年に姉妹都市となりました。戸隠村は2005年に長野市と合併して盟約は消滅しましたが、地域レベルの草の根交流は続いています。
出典:http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=45289&catid=465&blogid=16
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┗■ 日向・高千穂コース 古事記編纂1300年記念バスツアー
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宮崎・高千穂の神話の舞台を巡る記念バスの旅, 「神話巡り1300円ツアー」。このバスツアーは,古事記編さん1300年を記念して,宮交観光が2012年4月から本格的に実施しているものです。料金は古事記編さん1300年にちなんで1,300円。「宮崎・西都コース」「日向・高千穂コース」の2コースがあり,ガイド付きで巡ります。
2012年10月から来年3月までの土日祝日に計56回,年末年始を除いての運行です。予約,問い合わせは宮交観光(0985・53・2323,平日午前10時〜午後5時)へ。なお,出発4日前の16:00までに事前予約が10名未満の場合は運行中止となります。
◇「日向・高千穂コース」 http://www.miyakoh-kanko.com/tabinavi/hyuga-takachiho201210.html
宮崎を代表する観光地であり瓊々杵尊(ニニギノミコト)が はじめて地上に降り立った天孫降臨の地であるといわれ,また,天照大神(アマテラスオオミカミ)の岩戸神話も伝えられる神話ゆかりの地・高千穂町と神武天皇東征出発の地との伝説が残っている港町,日向美々津を巡ります。
・大御神社:皇祖天照大御神を御祭神とする古社。
・高千穂町:宮崎を代表する観光地。町内のいたるところに神話や伝説,癒しのパワースポットがある。
・高千穂峡:阿蘇火山活動の噴出した溶岩流が,五ヶ瀬川に沿って柱状節理のすばらしい懸崖となった渓谷。
出典:高千穂町 http://www.town-takachiho.jp/culture/tourism/entry090806266.html
・天岩戸神社:天照大御神のお隠れになった天岩戸開き,あの天岩戸伝説を伝える神社。
※日向・高千穂コースは,片道での利用が可能です。
◇[宮崎・西都コース] http://www.miyakoh-kanko.com/tabinavi/miyazaki-saito201210.html
宮崎の神話を再認識する為にその舞台であるみそぎ池,西都市・西都原の記紀の道,神話・海幸山幸の舞台,青島を訪れ,神話観光ボランティアガイドによる案内とともに神話のロマンを感じられるコースです。
(西都原古墳群)
・江田神社:延喜式神名帳の日向式内四座のひとつで由緒ある古社。旧県社。
・みそぎ池:江田神社から北側へ歩いて約5分,わき水がたたえられた池。
・都萬神社:日向国式内社。旧県社。承和4年(837)創建される。
・西都市と西都原古墳群:西都市は天孫降臨で知られる瓊々杵尊(ニニギノミコト)と木花佐久夜姫(コノハナサクヤヒメ)との神話の舞台。
・宮崎神宮:初代天皇の神武天皇を主祭神とし祀る。
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┗■ 高千穂 祭り・イベント スケジュール
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┗■ 高千穂 祭り・イベント スケジュール
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日 程 | イベント | 開催地 | あ ら ま し |
7/13(土)〜9/8(日) | 高千穂峡ライトアップ | 夜の静寂に幻想的な真名井の滝と柱状節理が浮かび上がる。 | |
7/29(月) | 荒立神社 夏季大祭 | 茅の輪をくぐり1年のけがれを祓う神事、棒術・神楽の奉納、子供御輿など。 | |
7/29(月) | 高千穂神社 夏祭り 夏越の大祓:茅の輪くぐり、式典の後、高千穂峡に半年分の人形を流す。 | ||
8/18(日) | サルタフェスタ2013 | 高千穂町総合公園で開催の夏祭り。 | |
9/22(日)〜23(月) | 天岩戸神社 秋季大祭 | 22日に東本宮で式典,22〜23日は神社神楽殿で神楽が奉納される。 | |
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┗■ 高千穂町へのアクセス
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*宮崎市からは,国道10号,218号で約140キロメートルで2時間。
*熊本市方面からは,大きく分けて次の二通りのルートがあります。
1 国道57号線を経由し国道325号線を通る道(熊本市から約100分)
道路自体は比較的整備されていて走行しやすいルートです。なお,国道57号線部分は交通量が多く,季節や時間帯により観光客で渋滞することがあります。
このルートを利用した場合,高森町を分岐点としてさらに二通りのルートがあります。
1)国道325号線を通る道(高森町→高千穂町:高森町から約40分)
カーブが比較的少ない道です。高千穂町の河内地区に分岐点があります。案内板に従って右折してください。
2)国道265号線から国道218号線を通る道(高森町→蘇陽町→五ヶ瀬町→高千穂町:高森町から約50分)
山沿いの道でカーブが多く,少々走行しにくいルートです。交通量は少なく,分岐点もないのでわかりやすいルートです。
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高千穂の宿
楽天トラベル人気ランキング: 高千穂・延岡・日向・高鍋エリア 2017-12-110現在旅館 大和屋 | 花旅館 岩戸屋 | ビジネス旅館 ひじり酒店 | 民芸旅館 かみの家 | |
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高千穂の市街地中心に位置し,夜神楽の高千穂神社に近い。料金:3,500円〜 |
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高千穂峡から車で3分。料金:6,300円〜 |
東洋一の高千穂鉄橋の前に建つ自然の中の簡素な宿泊施設です。料金:3241円〜 | 落ち着いた佇まいの日本旅館。料金:20,000円〜 | 街の中心地に有り,夜の高千穂神楽見物,高千穂峡へ徒歩で行けます。料金:4,000円〜 |
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総合評価 4.49 | ||||
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旅館 千寿 | 今国旅館 | 御宿 春芽 | ビジネスホテル かなや | |
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高千穂の神社
高千穂神社−高千穂18郷88社の総社
高千穂神社の主祭神は高千穂皇神と十社大明神です。いまから1900年ほど前の垂仁天皇時代に創建されたと伝えられ、平安時代には高千穂郷八十八社総社となり、農産業・厄祓・縁結びの神として広く信仰を集めています。
photo:ウィキペディア
・住所:西臼杵郡高千穂町三田井1037 電話:0982-72-2413
・御祭神:高千穂皇神十社大明神
・御利益:縁結び,厄除け,交通安全,諸願成就
・御祭儀:元旦際,猪掛祭
・アクセス:高千穂バスセンターから車で3分,徒歩15分
・駐車場:境内自由50台
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┗■ 高千穂(たかちほ)神社の由来
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稲のまつりの場である「高千穂」は古代の日本のあちこちにありました。これが平安時代になると,天孫降臨の地は現在の宮崎県北部の高千穂町だと考えられるようになりました。
高千穂の中心部に位置する高千穂神社の創建は,垂仁天皇の御代で1900年ほど前と伝わります。高千穂神社は,平安時代から中央の記録にもしばしば登場している大変由緒ある古社です。
かつて高千穂の18の郷(現在の高千穂町,日之影町,五ヶ瀬町,諸塚村)には554社もの神社があり,その中でも格の高い88の神社が「高千穂八十八社」であり,その「高千穂八十八社」の総社が高千穂神社なのです。高千穂18郷88社の総社として信仰を集め,広い神域に老樹に囲まれて本殿,拝殿,神楽殿などが建ちます。
国指定重要文化財である本殿は,安永7年(1778年)に建て替えたと伝わります。鎌倉時代には,畠山重忠が天下泰平のために参訪し,その折り,奉納された鉄製の狛犬一対は国の重要文化財に指定されています。夫婦和合や縁結びの御利益がある「夫婦杉」もあり,友人や大切な人と手をつなぎ,3回廻ると,いつまでも仲良くいられると言われています。
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┃★┃ 高千穂神社の祭神
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高千穂神社の祭神は「高千穂皇神(たかちほすめみかみ)」です。高千穂皇神とは,天孫降臨にゆかりのある神々をまとめて総称して祀ったものです。
地元の土着信仰や時の権力とも複雑に絡み,山の神,武神,農産業,厄払い,縁結び等,幅広い信仰を取り込んでいます。 古代神楽の原型である猪掛祭(ししかけさい)という農事に深い関連のある神事が神事がいまも行われています。旧暦12月3日に行われる「笹ふり神事」です。牛の吉凶を占い,「猪狩り(ししかり)」による初物の猪を神前に供える祭です。
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┗■ 4月16日 高千穂神社大祭
例祭は4月16日の「高千穂神社大祭」です。天下泰平・五穀豊穫を祈る高千穂地方最古の祭りで,式典の後神輿が高千穂峡や町内を一巡します。
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┗■ 7月29日 高千穂神社夏祭り
当日は,拝殿前には茅の輪が設けられていて、参拝者はそれをくぐり体を清めます。夏季大祭は、同神社に平安時代から続く神事「人形=ひとがた=流し」が行われます。これは年明けから夏季大祭の当日まで、参拝者が住所や名前を書き、息を3回吹きかけた人形は,神殿で宮司によるお祓いを受けた後,同神社近くの五ヶ瀬川に流して半年間のけがれを払い、無病息災を祈願します。
・開催日: 2013年07月29日
・問い合わせ: 高千穂神社 0982-72-2413
荒立神社(あらたてじんじゃ) 神楽の起源と言われる 「天細女命」を祀る
荒立神社は,猿田彦命(サルタヒコ)と天細女命(アメノウズメノミコト)を主祭神として祀る神社です。伝説によると瓊々杵尊(ニニギノミコト)が瑞豊国に降臨された時,途中の分岐点でお出迎えし,「筑紫の日向の高千穂の久志布流嶽(くしふるだけ)」にご案内申し上げたのが,猿田彦命(サルタヒコ) だと記紀に記されています。その天孫降臨の神々の中に,美しい天細女命(アメノウズメノミコ)もおり,ニニギノミコトの命によりサルタヒコに仕えられ,逢初の契りを結び,くしふる峰の後方から切り出したばかりの荒木を用い,慌てて家を建てました。
そのため,後世,サルタヒコを祀る社は,荒木で白木造りとなりました。社名も荒木で立てたので,荒立という名前になりました。
高千穂神話の道中にある荒立神社付近の山を「神呂木(カムロギ) 山」と言い,この峰続きに,くしふる神社,高天原,高山,低山,四皇子峰などがあります。サルタヒコが天孫降臨の道開きの神として祀られています。
また,アメノウズメは,アマテラスオオミカミが天岩戸にお隠れになった時,戸の前で,天の香具山,日陰カズラ樺 (たすき) にし,笹の葉を手に,乳房もあらわに乱舞され,岩屋戸開ききっかけを作ったとされる神話があことから神楽の元とも言われ,近年
芸事の上達にも御利益があるとされ,芸能関係の参拝者も数多く訪れています。
・御祭神:サルタヒコノミコト,アメノウズメノミコト
・御利益:交通安全,縁談,五穀豊穣,商売繁盛,厄除け,夫婦和合,子宝,安産,長寿祈願,芸事上達など
・御祭儀:例祭日1月第2日曜日 7月29日
・住所:宮崎県高千穂町大字三田井667 電話:0982−72−2368
photo出典 ウィキペデア : http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/thumb/a/a2/Aratate.jpg/250px-Aratate.jpg
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┗■ 7月29日 夏季大祭
夏祭り当日は,境内に備えられた茅の輪をくぐり1年のけがれを祓う神事はじめ、棒術・神楽の奉納、子供御輿などで賑わいます。
photo:高千穂町広報 http://www.town-takachiho.jp/administration/201008.pdf
・開催日: 2013年07月29日
・時間: 10時−式典 11時−せんぐまき,神楽奉納
天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)/天安河原(あまのやすかわら)
高千穂神社の近くにある天岩戸神社は,太陽の神,天照大御神(あまてらすおおみかみ)のお隠れになった天岩戸開きで知られる天岩戸伝説を伝える神社です。
天照大神が弟神・素盞鳴尊(すさのうのみこと)の傍若無人ぶりに激高し,洞窟に籠もったことで,世界中が闇に包まれ,大混乱に陥りました。そこで,洞窟の前で芸能の神・天鈿女命(あまのうずめのみこ)が肌を露に賑やかに踊り,閉じ籠もった天照大神の関心を誘い,手力男命(てぢからおとこのこと)が入り口をこじ開けたという神話はあまりに有名です。
この洞窟が天岩戸です。天鈿女が天岩戸の前で踊った舞は,高千穂神楽の始まりと伝承され,毎年11月3日に神楽殿で奉納されています。
天岩戸神社は,同じ天照大神を,天照皇大御神(あまてらすすすめおおみかみ)と大日霊尊(おおひるめのみこと)とそれぞれ別の神として祀っています。社殿は岩戸川を挟む東本宮と西本宮との二つから成ります。
東本宮は天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)祭っています。西本宮は大日霊尊(アマテラスオオミカミ)の別御神名(おおひるめのみこと)を主祭神とし,天岩戸(洞窟)を御神体として祭っています。
▼住所: 西臼杵郡高千穂町大字岩戸
高千穂バスセンターから宮崎交通バス天岩戸神社行き(約15分)天岩戸神社前下車, バスは一日,8往復。町中心部からのタクシー料金 概算2000円弱。
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┗■ 『天安河原(あまのやすかわら)』
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天岩戸神社を出て,岩戸川沿いの遊歩道を歩いて約10分のところにある洞窟が天安可原(あまのやすはら・仰慕窟)です。幅18メートル,奥行き9メートルの洞窟で,昔から地元の人が近づかない禁足地でもあります。天岩戸神社の境内には,鈴のような形の実がなる招霊の木があります。この木を持って,天鈿女命が天岩戸の前で踊ったと伝えられています。
ここは,天岩戸と伝えられている洞窟を祀った拝殿だけの神社です。この場所で天鈿女(あまのうずめのみこ)が天岩戸の前で踊った舞は,高千穂神楽の始まりと伝承され,「天岩戸夜神楽33番大公開まつり
」として,毎年11月3日に神楽殿で奉納されています。
■天岩戸夜神楽33番大公開まつり (あまのいわとよかぐら33ばんだいこうかいまつり)
一晩中見学出来ないという方にもおすすめです。実際に地区で行われている夜神楽と同じ33番の神楽が奉納されます。
・開催日2012年11月03日
・
天岩戸神社周辺の宿 | ||||||||
旅情苑やまざと | ||||||||
町の高台に位置し,閑静な純和風旅館である。料金:8,900円〜 | ||||||||
天岩戸神社周辺の宿 | ||||||||
旅館 末廣 | 民宿 天和 | 欧風宿 ぶどうの樹 | 高千穂 旅館 神仙 | |||||
高千穂峡まで車で5分,高千穂神社まで車で1分の場所に位置します。料金:5,800円〜 | 天岩戸神社そば,天岩戸温泉入浴券,モーニングコーヒー付!料金:3,255円〜 | 高千穂峡から車で3分。料金:6,300円〜 | 落ち着いた佇まいの日本旅館。料金:26,250円〜 | |||||
高千穂の夜神楽
夜神楽とは,里ごとに氏神(うじがみ)様を神楽宿(かぐらやど)と呼ばれる家にお招きし, 夜を徹して三十三番の神楽を一晩かけて奉納する,昔からの神事です。天照大神が天岩戸にお隠れになったおり,岩戸の前で,天鈿女命(あめのうずめのみこと)が舞ったのが始まりと伝えられるものです。
高千穂 夜神楽
日本神話では,天岩戸に隠れた天照大神(あまてらすおおみかみ)を外に誘い出すため,天鈿女命(あまのうずめのみこと)がユーモラスに舞ったことが神楽の由来とされます。夜神楽では天鈿女命が優雅に舞う「鈿女(うずめ)」など33番の演目が夜通しで奉納されます。
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┗■ 365日,毎晩奉納・予約不要 『高千穂神楽』
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高千穂神社の神楽殿では,毎晩,観光用に代表的な4番を演じています。
高千穂神社では, 夜神楽の一部を抜粋した「高千穂神楽」を365日毎晩,演じています。本来は夜を徹し舞う夜神楽ですが,抜粋して約1時間,「手力雄の舞」「鈿女の舞」「戸取の舞」「御神体の舞」の代表的な4番を抜粋し公開しています。神々との時間を楽しむ文化を,体験ください。
毎日奉納 予約不要 料金:700円
受付開始時間 |
19:00から(神楽殿にて受付) |
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時間 |
20:00〜21:00まで(1時間) |
内容 |
(1)手力雄(たぢからお)の舞 |
問い合わせ |
高千穂町観光協会 TEL 0982-73-1213 |
・住所:西臼杵郡高千穂町三田井1037 電話:0982-72-2413
・アクセス:高千穂バスセンターから車で3分,徒歩15分
・駐車場: 約100台
2018年度 高千穂の夜神楽日程表
月日
|
地区
(公民館) |
神社
|
神楽宿
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役場
からの 距離 (km) |
駐車
台数 |
1月13日 |
河内 |
熊野鳴瀧 |
奥鶴公民館(亀鶴館) |
17 |
15 |
1月20日 |
田原 |
広福 |
下田原公民館 |
12 |
50 |
1月20日 |
向山 |
山中 |
甲斐 勲 様宅 |
12 |
50 |
1月27日 |
向山 |
柘ノ滝 |
黒仁田活性化センター |
10 |
20 |
2月10日 |
田原 |
熊野 |
上田原公民館(なごみの館) |
10 |
50 |
◇問い合わせ先:
・高千穂町企画観光課:TEL 0982-73-1212
・高千穂町観光協会:TEL 0982-73-1213(休日・祝祭日も可) 観光協会へメールでお問い合わせ
◎ 夜神楽日程表に関するお問合せは,高千穂町役場企画観光課(0982-73-1212)
※地区によっては、日程の変更がある場合もあります。
※夜神楽は、午後2時頃の宮神楽、道行き神楽(御神幸)、舞入れ、御神屋始めに始まり、夜を徹して33番の神楽を舞い 明かし翌日の昼頃に終了しますが、地区によっては時間や舞順が異なります。
※夜神楽の日程及び場所(神楽宿)は、毎年異なります。
重要無形民俗文化財に指定されている本来の夜神楽は,三十三の番付があります。氏神様を神楽宿に迎えた夕方から始まり翌日の昼前まで舞い続けられます。観光神楽では,高千穂神社の神楽殿で代表的な夜神楽三十三番のうちから手力の舞,細女の舞,戸取の舞,そして躯の舞の4番を公開しています。
神楽の時期以外でも高千穂の夜神楽を楽しんでもらえればと,高千穂神社境内の神楽殿において年中無休で観光神楽を奉納しています。
・場所: 高千穂神社境内の神楽殿
・時間 20:00〜21:00まで(1時間)
内容 (1)手力雄(たぢからお)の舞
(2)鈿女(うずめ)の舞
(3)戸取(ととり)の舞
(4)御神躰(ごしんたい)の舞
※夜神楽三十三番より代表的な4番をピックアップしています。
・料金:1人 500円
・問い合わせ : 高千穂町観光協会 TEL 0982-73-1213
⇒⇒YouTube 高千穂 神楽 01 /
■神話の高千穂夜神楽まつり(場所: 高千穂神社境内の神楽殿 )開催日:11月22・23日
11月22日は式三番と呼ばれる舞と岩戸神楽を奉納します。23日は神楽33番を朝から夜まで奉納します。
■夜神楽 (よかぐら)(2012年11月19日〜2013年02月10日 町内の十九の部落で奉納)
夜神楽とは,里ごとに氏神(うじがみ)様を神楽宿(かぐらやど)と呼ばれる家にお招きし, 夜を徹して三十三番の神楽を一晩かけて奉納する,昔からの神事です。例祭日(れいさいび)は集落によって異なり,2012年11月19日〜2013年02月10日の間に,町内十九の集落で奉納されます。
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┗■ 『夜神楽のいろは』
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夜神楽は,五穀豊穣(ほうじょう)や豊猟(豊漁)を感謝し,1年の生活の安定を祈る集落の祭です。地域に祭られる神々への祈りを舞をに込めて受け継いできました。
◇どこで見られるのか
毎晩行なわれる観光神楽のほかに,高千徳では期間中ほぼ毎週どこかで国指定重要無形民俗文化財となっている夜神楽を見ることができます。時間は夕方〜翌日の昼まで。また,夜神楽のほかに昼間2−3時間で行なわれる日神楽というのもあります。
◇鑑賞のポイント
●宿を予約する
夜中や明け方に神楽宿(神楽が行なわれる場所)を出る場合もあることから,あらかじめ宿を手配しておくことをおすすめします。
●見物のマナー
神楽は地域の人々と神が一体になる儀式です。そこに参加させてもらうという気持ちで訪れたい。神楽見物は無料ですだが,焼酎2本か,それに相当するお金を供えるのがエチケット。地域によっては煮しめなどのふるまいが出される場合もありますが,これは儀式料理なので,食事や温かい飲み物などは持参ください。
●防寒具は必須
夜神楽の会場は,窓を開け放した状態なので,防寒具が必須です。夜道歩きのの安全のため懐中電灯も用意ください。
※同規格容量品合計12本まで同梱可能※高千穂 日向夏 14度 720ml 高千穂酒造[宮崎県]【リキ... | 日本酒・焼酎>梅酒>焼酎・泡盛ベース>高千穂酒造宮崎県 高千穂酒造 宮崎高千穂 梅酒 14度以... | 母の日には心より感謝の気持ちを込めた贈り物に【贈り物限定】爽やかな果肉の甘み日向夏みかん... | |||||||
高千穂の名勝地
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■■ 必見−国見ヶ丘の秋から初冬にかけての雲海!! ■■
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雲海は地表の湿った空気が冷やされて起きる現象で,初秋の高千穂盆地の風物詩でもあります。朝日が差し込むと,雲もオレンジ色に染まり,幻想的な光景が広がります。雲海の見頃は日の出前後で,秋から初冬にかけて,よく晴れた風のない日など条件がそろえば見ることができます。
◇必見−国見ヶ丘の秋の雲海!!
標高513mこの地は,神代の昔,神武天皇のお孫にあたる建磐竜命(たていわたつのみこと)が九州統制の際に,この丘に立ち,明け暮れに国見をされたことから,国見ヶ丘と呼ばれるようになったと伝えられています。
国見ヶ丘からは,西に阿蘇の五岳,北に祖母の連山,東に天香具山,高天原,四皇子峰そして高千穂盆地,眼下に五ヶ瀬川の渓流が眺望できます。
⇒⇒高千穂町国見ケ丘ライブカメラ
名勝・天然記念物 高千穂峡谷
五ヶ瀬川(ごかせがわ)は,水源を熊本県,宮崎県の境界にある向坂山(むかいざかやま・標高 1684m )に発し,流域は宮崎・大分・熊本にまたがる一級河川です。高千穂町は,この五ヶ瀬川(ごかせがわ)の上流に位置します。
この地の山々は,熊本県の奥地の阿蘇山へとつらなります。阿蘇山は有力な火山であり,古代には神の山として恐れられていました。こうしたことから高千穂神社の祭祀は,何らかの形で阿蘇信仰と開わっていると推測されます。 天の岩戸開きや天孫降臨などの神話の高千穂としても知られる高千穂町は,九州山地のほぼ中央部,宮崎県の最北端に位置します。町の中心部を五ヶ瀬川が西北から南東にかけて貫流しています。天然記念物に指定されている高千穂峡は,その昔阿蘇火山活動の噴出した溶岩流が,五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し,急激に冷却されたために柱状節理のすばらしい懸崖となった渓谷です。
⇒⇒高千穂峡ライブカメラ http://www.town-takachiho.jp/culture/livecam/takachihokyo.html
◆高千穂峡(タカチホキョウ ) の紅葉
出典:高千穂町 http://www.town-takachiho.jp/culture/tourism/entry090806266.html
天然記念物に指定されている高千穂峡は,その昔阿蘇火山活動の噴出した溶岩流が,五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し,急激に冷却されたことで懸崖となった渓谷です。
平地の標高が約300メートル以上であることから,気候は,夏・冬の気温差が大きく,四季の変化に富み,秋の紅葉が目を楽しませてくれます。11月上旬から色づきはじめ,11月中旬〜下旬が見頃となります。
カエデ,モミジ,ケヤキ,ナラ,ハギ,ハゼ,イチョウ,クヌギが紅葉します。高千穂町は標高が約200mから1,757m間に位置するため紅葉の期間も長く,秋季には雲海に包まれ,これが消える頃の紅葉との調和はみごたえがあります。
・所在地:宮崎県高千穂町大字三田井御塩井
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┗■ 真名井の滝(まないのたき)−高さ17メートル
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国の名勝・天然記念物に指定されている高千穂峡谷は,V字形の深い渓谷。溶岩の浸食による奇岩や柱状節理の断崖がおよそ7kmにわたって続く。渓谷をまたぐ御橋のすぐ上流にある真名井の滝の周辺が,とくに美しいと評判です。
手こぎポートで遊覧でき,流れ落ちる滝しぶきを下から見上げることができる。周囲は落葉樹に覆われ,新緑の頃や秋の紅葉時期は一段と映えます。
⇒⇒高千穂峡ライブカメラ http://www.town-takachiho.jp/culture/livecam/takachihokyo.html
深い渓谷に浮かぶボート真名井の滝がみられます。夏季はライトアップもされます。
出典:高千穂町 http://www.town-takachiho.jp/culture/tourism/entry090806266.html
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国見ヶ丘
(国見する建磐竜尊(タテイワタチノミコト))
神武天皇の御孫にあたる建磐竜尊(タテイワタチノミコト)が九州統制の折りにこの丘に立ち,明け暮れに国見をした地と伝わります。秋から初冬にかけて,快晴で無風の冷え込んだ日の出前後の時間帯にみられる雲海は絶景です。
・住所:高千穂町押方
⇒⇒国見ヶ丘ライブカメラ http://www.town-takachiho.jp/culture/livecam/kunimigaoka.html
高千穂盆地から阿蘇五岳方面まで雄大な眺望です。初秋から初冬にかけての雲海は圧巻です。
三段橋
天の岩戸開きや天孫降臨などの神話の高千穂としても知られる高千穂町は,九州山地のほぼ中央部,宮崎県の最北端に位置します。町の中心部を五ヶ瀬川が西北から南東にかけて貫流しています。天然記念物に指定されている高千穂峡は,その昔阿蘇火山活動の噴出した溶岩流が,五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し,急激に冷却されたために柱状節理のすばらしい懸崖となった渓谷です。
⇒⇒三段橋ライブ http://www.town-takachiho.jp/culture/livecam/sandanbashi.html
画面下から神橋,高千穂大橋,神都高千穂大橋が一望できます。
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宮崎県内の古墳・神社
西都市の西都原(さいとばる)古墳群
東西2キロ,南北4キロの中に,4〜7世紀に築かれたとされる311基ものさまざまな古墳が群集。古墳の多くは芝生に包まれ,町のいたるところで大小の緑の丘を発見できる。実際に中に入れる古墳もあるので,見学して古代の神秘に触れてみて。
西都市街地の西方,通称西都原と呼ばれている台地上を中心に310余基の古墳が分布しています。前方後円墳30基・方墳1基・その他円墳で構成されており,その中心部は特別史跡公園「風土記の丘」として整備されています。
高千穂や霧島連峰など日本神話のふるさとを背景にもつ西都原古墳群は,そこに眠る主人公への興味とともに古代史への関心を高めてくれる,4世紀から7世紀にかけて築造された古墳群です。現在までに前方後円墳31基・円墳279基・方墳一基のほか,地下式横穴墓12基・横穴墓12基が確認されています。
遺跡は1969年に全国で初めて「風土記の丘」として整備され,古墳など遺跡の整備復元が行われてきました。遺跡のほぼ中央にある全長154メートルの帆立貝式古墳(あるいは造出付円墳) の男狭穂(おさほ)塚と全長176メートルで九州最大級の前方後円墳である女狭穂(めさほ)塚は,陵墓参考地ということで,外観だけの見学になります。
・住所:宮崎県西都市三宅西都原
・アクセス:JR宮崎駅から徒歩10分のデパート前から宮崎交通西都行きバスで50分,終点下車,タクシーで5分
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┗■ 『日向国分寺跡 ひゅうがこくぶんんじあと』
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江戸時代の僧侶・木喰上人(もくじきしょうにん)の手による五智如来(ごちにゅらい)像があり,全国に点在する木喰上人作の如来像の中では最大。昭和に入り,柳宗悦やなぜむねよしらの調査により脚光を浴びた。如来像は木喰五智館の御堂にあり,周辺では国分寺の発掘調査が続いている。
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┗■ 『>西都原県立博物館』
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西都原古墳群や南九州の考古学を中心に,アジア全体の旧石器時代から古墳時代を網羅。多くの展示品が露出展示されてお
り,土器などは実際に触って体感することができる。考古学の世界では日々新しい発見があるため,博物館も常設ではなく常新展示″という発想で,常に展示替えをしている。
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┗■ 『都萬神社(つまじんじゃ)』
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日向国式内社。旧県社。承和4年(837)創建されます。
迩迩芸命(にぎにのみこと)と木花佐久夜姫(このはなとさくやひめ)が初めて出会った場所といわれ,ふたりがここで恋に落ちたことから,縁結びの神としても知られています。また迩迩芸命と木花佐久夜姫の御陸とされる男狭穂塚・女狭穂塚とは現在「記・紀の道」で結ばれています。
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┗■ 『江田神社(えだじんじゃ) 宮崎市阿波岐原町
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延喜式神名帳の日向式内四座のひとつで由緒ある古社。旧県社。黄泉の国から戻ったイザナギが,この地で祝詞を唱えながら体を洗いけがれを祓ったと伝わることから,「みそぎ発祥の地」「祝詞発祥の地」とされます。
●2月17日‥祈年祭,●6月30日‥大祓祭,●11月22日‥例大祭,●11月23日‥新嘗祭
古事記
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■■ 日本最古の歴史書『古事記』編纂から1300年
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『口語訳古事記』(文春文庫)で、その神話物語の世界を平成の世にブレークさせた。古代文学者で立正大教授の三浦佑之(すけゆき)さんは,古事記に関して次のように語っています。
「大和王権以前には、出雲以外にも高志(こし)(越・北陸)や諏訪や筑紫などに、翡翠(ひすい)などの交易を介して日本海をまたぐ文化圏があった。朝鮮半島からの渡来人の伝承も列島各地にあり、沖縄につながる海上の道、雲南やシベリアなど大陸との行き来があったことも、考古学や神話学が証明している。古事記を読むことで、集権的な国家以前の世界認識をたどれるし、そういう世界に対して先入観を持たないものの見方を鍛えることもできる」。
■世紀初めに成立した現存するわが国最古の歴史書・文学書。
数多い口伝えを,天武天皇が稗田阿礼に命じて覚えさせ,元明天皇が太安万侶に書きとめさせたものです。天地開闢に始まり,伊邪那岐命,伊邪那美命の国生み神話,須佐之男命の大蛇退治等,神代より推古天皇に至る皇室の系譜を中心に,日本古代の神話・伝説・歌謡を広範囲に収録しています。
▼古事記/岩波文庫
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日向榧碁盤・将棋盤 (Hyuga-kayagoban・shogiban)
碁盤といえば日向榧碁盤と言われるほど,宮崎を代表する全国屈指の工芸品です。碁盤・将棋盤の材料には,一般に榧,桂が使われますが,特に宮崎県産の榧は,日向本榧と呼ばれ, 光沢・色彩ともに美しく独特の香りと弾力性に富んでいます。材料となる榧材は,数百年を経た大木を木取りし,3年から7年の天然乾燥を経て盤として仕上げられます。 この木取りの方法は,柾目取りと板目取りの2種類があり,柾目が高級とされています。
盤面に線を引くには高度な技術が要求され,今でも刃物で黒漆を引き,一晩おいて木ろうを塗り磨いて仕上げられます。また,丹念に仕上げられた手作りの脚は隠れた芸術品とも言われ,クチナシの実を形どり, 勝負に第三者の口出しを許さないとの意味が込められています。
縦37.1x横33.4x厚さ15cm(5)寸日向産特有のアテの入った盤 ナユタ棋盤 5寸 追柾盤 九州日向... | 極厚の国産本かや卓上将棋盤■日向産本榧3寸ハギ卓上将棋盤柾目(本榧駒台付き)【N将711M】【... | 囲碁 日向特製蛤碁石 雪印 34号(厚さ9.5mm) | 囲碁 日向特製蛤碁石 一個売り 雪印 35号(厚さ9.8mm)-一個315円 | ||||
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