静岡は,日本一のお茶の産地です。
私たちの日常生活に欠かすことのできないお茶。このページでは,静岡のお茶と,お茶に関すると放射性物質の情報をとりまとめています。
宇治に狭山とブランド茶は数あるが,「お茶といえば静岡」という刷り込みは圧倒的だ。
“駿河路や花橘に茶の匂い” 芭蕉
元禄のころ,すでに茶とミカンがつくられていたことを示す句である。ところで,「一富士,二鷹,三なすび……」の“駿河名物”には,たばこと綿は歌い込まれてはいるが,ミカンと茶は出てこない。江戸初期には茶はそれほど重要な物産ではなかった。
静岡県の茶の栽培は,1241年(仁治2年)に聖一国師(しょういちこくし)が宋から種子を持ち帰り,生れ故郷の静岡市にまいたのが始まりといわれている。明治期に,士族授産と川越人足救済のために茶畑が開発され,清水港の開港とあいまって静岡茶を名産として有名にした。茶園面積20,300ヘクタール,荒茶生産量44,200トン(2004年現在)で全国のおよそ45パーセントを生産し,工業統計調査(02年度)によると出荷額(1,926億3500万円),出荷量(98,320kg)とも全国1位である。静岡市は,お茶処だけあって全国平均の約2倍の年間1世帯で,14,711円お茶を購入している。
▼楽天市場
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● | 静岡の銘茶 ★ | 生産量日本一 | |
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農林水産省調査の2014年の県別産荒茶(あらちゃ)生産量は,静岡県が前年比3%増の3万3100トンと2年ぶりに増加し,都道府県別の生産量1位の座を維持した。
生産量2位の鹿児島県は4%減の2万4600トンで,2年連続で前年を下回った。三重,宮崎など主な産地も軒並み前年を下回り,全国の生産量は2%減の8万3500トンと2年連続で減少した。
茶期別では,一番茶は静岡県が7%増の1万2500トン,鹿児島県が9%増の8430トン。一二番茶は,静岡県が10%減の9960トン,生産開始が早い鹿児島県が3%減の6730トンだった。
◇日本一のお茶の産地,静岡県
1244年,聖一国師(しょういちこくし)が宋よりお茶の種子を持ち帰り,静岡市郊外の足久保に植えたのが始まりといわれています。のちに松尾芭蕉が「駿河路や花たちばなも茶のにほい」と詠んだことからも,古くからのお茶の産地であったことがうかがえる。
明治維新のころ,徳川藩士などによる牧之原台地の開墾により,日本一のお茶生産地となりました。1883年には全国の14%足らずだった生産量が,現在では全国の4割強を生産する産地に成長した。
川根・天竜・本山(ほんやま)などの山間地は,気象条件に恵まれた高品質のお茶の産地として有名。また牧之原周辺では,味の濃いお茶づくりをめざし,苦渋みの少ない深蒸し茶の製法が開発された。
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