5タラントニュース 2013年5月号(No80)




アンナ・カレーニナ/トルストイを読んで   小堀俊二

 生き方に迷う貴族と農夫の会話。農夫「あの慈悲深い爺さんは、てめえの腹を肥やすことじゃなく、魂のために生きているんでさあ。」 貴族「どんな風に魂のために生きているんだい?」 農夫「分かりきったことじゃごぜえませんか。正直に、神様の掟どおりに生きるんでごぜえますよ。」
 ロシアの貴族社会の物語の中身は、愛と憎しみ、妬み、利己心、そして希望と絶望、つまり今の私たちと変るところはありません。
 貴族だろうが農夫だろうが、ロシア人だろうが日本人だろうが、勿論健常者だろうが障害者だろうが、人が幸せであるために必要なことは、変りはないのだと思いました。



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