5タラントニュース 2016年2月号(No113)




事業報告素案   小堀俊二

 施設勤務時代からこの季節は事業報告書の下書きをするのが習慣でしたが、今年はどうにも憂鬱です。利用者が家族の2名だけでボランティアさんもいないから、事業という言葉が当てはまらないような気がするからです。
 思えばこの10年の間、利用についての問い合わせは皆無だったし、施設時代から引き継いだ利用者も殆ど退会しました。自分で事業と言い張っているだけで、実際はただの家庭生活なのではないだろうかと、自信を無くしかけています。
 方や、2名の利用者が一般的な福祉施設を利用せず生活していることは、実際の成果として軽視するべきものではないし、その質も決して劣るものではありません。
 極論するなら、私と同じ事業を皆がやれば、殆どの福祉施設は不要になります。言わば遅れた福祉社会の中におけるモデルケースとして、存続しつづけることに意味があるのかな、などと理屈をこねている最中です。


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