ホミニス学園 学習指導要領

はじめに
 この資料は、2002年1月から6月までの学習指導記録を元に、その仕組みを幾つかの階層に分けて組み立て直したものです。本来学ぶべきものというより、実践の中からどんな授業が成立してきたのか、という実務体験からの記録です。従って本来の理念からは多少遠のいた感もありますが、経験則的に少なくとも、学びの場が成立する、実践的資料であります。
 基本的な考えは、音楽の合奏を音以外も使って行う、というものです。交流的で感情を伴う事が最も大切です。

1 場面の土俵をどこに作るか
   黒板
   音楽
   模造紙
   身体動作
   工作物の色塗り 等々

2 指導の題材(何を指導するのか)
   直線的表出
   変化のある表出
   対比や変化の概念(大小、長短、全体と個人、形の違い等々)
   数や数字
   図形
   抑揚
   言語
   聖書
   模倣
   テーマを設定した表現

3 学習形態(どんな場面を形成するのか)
   トリップ的gw
   自由な表出
   制限のある表出
   共同表出
   模範提示
   演技や演奏

4 黄金のルール
   他者が描いた部分は上から消さない
   利用者が行う事は極力簡単で、出来上がった物は極力美しいことが望ましい
   利用者の反社会的行動が、極力肯定的に受け止められるような配慮をする。
   利用者の変容を求めない。
 
5 指導者のルール
   最低限のイメージは作っておく
   ハプニングを活かす
   流れを大切にする
   全体を見渡す
   遠くに届く小さな声を使うか、無言語でやる
   全員にスポットを当てる
   音楽で始めて音楽で閉じる
   場面を2または3に分けて、間に音楽を挿む
 
6 キーワード
   集合個人
    1人づつスポットを当てて1対1の連続としてグループワークを構成する方法。
   共同表出
    身体を触れあいながら、お互いに力を感じながら一つの表現をすること。

おわりに
 常に創造的であり続ける事。これが最も大切です。逆に、完璧な授業を求める必要はありません。昨日出来なかった僅かな点を今日試す。ほんの僅かな変化が新鮮な空気を保ってくれるのです。それは利用者の利益に直結し、指導者も活性化し続ける為の源なのです。(2002.7.4)



改定記録
2002.7.5 暫定版作成
2002.7.8 黄金のルールに追記
2002.9.22 キーワードの項を追加
2002.11.2 黄金のルールに追記