ホミニス便り2005年8月号



ホミニス・クールビズ 学園長 小堀俊二

 先日、利用者二人と休日を過ごしていたときの事です。梅雨の中休みの晴天でした。電車が好きな二人を連れて線路の近くまで行きました。金網の向こうの電車を「〜行きだ」と楽しんでいる二人を他所目に、私は車の中で昼寝をしていました。肌に当る熱い風や心地よいだるさが海水浴を思い出させてくれました。
 ホミニスの授業は黒板を使ったり音楽演奏だったりと、少し堅苦しくなりすぎたかなと思います。もっと、風、日射し、匂いなど、自然の息吹を感じながら、まるで昼寝をする見たいにリラックスして、その分感覚を解放するのも、豊かな勉強かも知れませんし、少なくとも、夏の暑い時期の方向性としては自然だと思います。その翌日から、私は短パンとTシャツ、サンダル履き、に衣替えしました。よりリラックス感を出したかったからです。
 このリラックスした雰囲気は、実はもう一つの利点があります。それは、集中力を本当に必要な場面に温存しておくことができることです。授業はのんびり出来たとしても、例えば薬品の管理、歯ブラシ支援、送迎車の運転などは、リラックスしすぎると事故に繋がってしまうからです。
 このように、上手く精神力の波を調整しながら暑い夏を乗り切り、そして秋には違う雰囲気でと、私達の授業も自然の一部、四季に彩られたものであったら良いと思います。いくら真剣に取り組んでも、あまり頭でっかちで一辺倒だとつまらないです。
 ところで、夏場の服装が話題になっていますが、私は仕事の内容自体も夏バージョンがあってよいのではないかなと思います。例えば、これだけ暑い夏なのだから、本来は昼寝があるのが自然だと思います。国民の健康には最適だし保険財源の圧迫に効果があると思いますが、働き癖のついた国民には無理かも知れませんね。



歯ブラシ支援を通して  生活指導員 竹田朝子

 私は今現在昼食後の歯ブラシ支援の研修をさせて頂いております。その体験から利用者の方から真剣に学ぶ姿勢で取り組むという事はとても難しいことだと思いました。
 技術的にも拙いのですが、それ以上に歯ブラシ支援を通して利用者の方が、嬉しいのか、楽しいのか、不安なのかなどと、何と言っているのか聴く事が本当に難しいです。
 自分なりに頑張って聴こうという気持ちではいるつもりのですが、ふと一瞬別の事に自分の関心が向いていたり、何よりも物理的には利用者の方に体を密着して支援をしている様に見えるけれども、気持ち的には恐れがあるのか、どこか離れた所にいるのかもしれません。
 繰り返しになりますが、気持ちを目線を同じくして支援をする事は容易ではないとつくづく感じています。私には出来ないと思うこともありますが、それらの事を通して援助者として前向きに勉強し続けることが出来ればと思います。


〜〜5タラントの会報告(6/25)〜〜
こころの診療室を読んで 発題者 吉永暁子

 毎日の生活の中で、様々な感情に出会っています。その感情があってこそ、今ここで生きているのです。生きる事が、喜びや楽しみだけだったらどれだけ良いだろうと思います。
 そんな思いを抱きつつ、ページを進めると、看護士さんの言葉が目に留まりました。「精一杯気を遣って、優しく接しているのに、なぜ…」と嘆いていました。「そうそう」と頷きながら、大切なことに気づかされました。全てを解決したいと言う思いです。
 けれど、全てを解決出来る訳はなく、思い通りに行かないのも、生きている証です。私は、全て解決する事で自分の嘆きを無かった事にしたい気持ちが強く、悩む事が嫌なのだと認めざるを得ません。
 生きるとは何のか、解決とは何のか。「主が与え、主が取られるのだ。主のみ名はほむべきかな」(ヨブ記一章二十一節、口語訳)ここに答えがあり、それを本当に理解するには、まだまだ、大いに悩まなければならないでしょう。発題をして、聴いてもらう事により、この様に考えが整い始めました。

書籍:こころの診療室 山中 正雄 日本キリスト教団出版局

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 5タラントの会は、毎月最終土曜日に勉強会をしています。どなたでも気軽に御参加下さい。




平塚七夕さま
夢で 星彼方
天の川 星いっぱい
祈り 神様
イラク戦争 終わらない
      荒木賢一郎

七夕 きれいだった
      中込早貴


〜〜今月の苦情&ヒヤリハット〜〜

*利用者の個人情報(氏名、電話番号、緊急連絡先)が入ったフロッピーディスクを紛失した。

 これは4月の事例です。対応として昨年度作成した個人情報取り扱い規定に続き、より具体的な管理方法、例えば保存場所や施設外の持ち出しの許可制などについて内規を作成しました。表題の件は紛失か誤って消去したかも分からず、未解決となっております。大変申し訳ありません。

苦情解決委員会責任者 小堀俊二


*施設を利用していて疑問に思うこと、要望などお気軽にお話し下さい。また、苦情、要望など、直接申し出難い場合は、以下の窓口を御利用下さい。
・第三者委員
  日本キリスト教団戸塚教会
  尾毛佳靖子牧師 (045-881-3416)
・福祉サービス運営適正化委員会 (045-317-2200)
・権利擁護センター「アシスト」 (045-312-1121)




8月の予定

11日 防災訓練
12日 1学期終業式(半日)
15~19日 夏休み
22日 2学期始業式(半日)
25日 祈祷会
25日 5タラントの会勉強会

*夏休み中の利用者預かりなど、気軽にお申し出下さい。

9月の予定

14日 防災訓練
15日 リクリエーション
22日 祈祷会
24日 5タラントの会勉強会
28日 歯科講習会



8月の歌 賛美歌291番

主にまかせよ 汝が身を

主はよろこび たすけまさん

しのびて 春を待て

雪はとけて 花は咲かん

あらしにも やみにも

ただまかせよ 汝が身を



編集後記

 ボランティアでやっている里親活動に対する行政からの風当たりがあまりに強いので、そろそろグループホームでも作ろうかなと思い始めました。(小堀)


発行:社会福祉法人ホミニス会ホミニス学園
電話 0467-53-2980 ファックス 0467-52-4160

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