ホミニス便り2006年3月号



地表とマグマ  学園長 小堀俊二

 ホミニス学園は、現在大変な経営危機にありますが、その根元である市役所による障害者人権無視について、茅ヶ崎市長と面接を行う機会が与えられました。今回は、その時に訴えたい内容について、3つの立場の障害者の代弁としてお話しします。
 第一は、ホミニス学園の利用者の代弁です。利用者たちは、毎日の授業を楽しみ笑顔で過ごしており、学園が無くならないことを望んでいます。第二は私の養女の代弁です。市障害福祉課の「本人には判断能力がない」という決めつけにより、無理矢理入所施設に入れられようとしています。また、県やそれを通じた大磯町への圧力により、療育手帳などの財産を奪われてしまいました。第三は地域の障害者達です。自分達の目で見て体験的に施設を選択したいのに、その機会を奪われています。
 これらの根底にある人権感覚の無さ、即ち本人不在主義と事勿れ主義(言いなり主義)が、地表の福祉思想とは裏腹に地底のマグマのように役所の中に息づいていているのです。これでは、いくら制度が充実しても、その健全な運用は不可能です。
 ただし、私は今回の面接に大変希望を持っています。その結果如何ではなく、利用者も交えたこの面接自体が立派な当事者運動であるからです。地域福祉の歴史に残るきっと美しい場面になると思います。3月19日、午前11時15分より、茅ヶ崎市役所4階秘書課です。皆さんも是非、ご参加下さい。
 
死の恐怖(5タラントの会報告) 主任指導員 吉永暁子

 E・キューブラー・ロスの著書「死ぬ瞬間 死とその過程について」より発題しました。医療の進歩により死亡率は低下、社会は高齢化しました。それと同時に死というものが身近ではなくなりました。自分の死を考えようとしません。私も漠然としか考えられません。死をイメージすることは恐いことです。
 しかし、昔に遡ると、死を受け入れるための働きがありました。この世の生を終わろうとしている本人と家族や周囲の人々が話し合い、想いを共にするのです。
 現在の社会ではそのようなことはあまり行われていないと思います。私自身も、このテーマを個人のこととしてしか捉えていませんでした。

 キリスト教主義ボランティアグループ「5タラントの会」は毎月最終土曜日に勉強会をしています。職員との懇談の時としてもご利用下さい。どなたでも参加できます。


〜〜今月の苦情&ヒヤリハット〜〜

今月は該当する事例がありませんでした。



*施設を利用していて疑問に思うこと、要望などお気軽にお話し下さい。また、苦情、要望など、直接申し出難い場合は、以下の窓口を御利用下さい。
・第三者委員
  日本キリスト教団戸塚教会
  尾毛佳靖子牧師 (045-881-3416)
・福祉サービス運営適正化委員会 (045-317-2200)
・権利擁護センター「アシスト」 (045-312-1121)


3月の予定

7日 防災訓練
8日 保護者歯科講習
25日 5タラントの会勉強会
30日 祈祷会
31日 3学期終業式

4月の予定

3日 06年度始業式
12日 防災訓練
27日 祈祷会
29日 5タラントの会勉強会


3月の歌 賛美歌199番

わがきみイエスよ つみのみは

くらきたびじに まよいしを

くまなく照らす みめぐみの

ひかりをうくる うれしさよ


発行:社会福祉法人ホミニス会ホミニス学園
電話 0467-53-2980 ファックス 0467-52-4160

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