ホミニス便り2006年7月号




利益相反  学園長 小堀俊二

 その行為がある人にとって利益になり他の人にとって不利益になるようなことを利益相反というのだそうです。福祉施設も多くの人と関係を持つので大変身近なことです。その反面「良く話し合いましょう」的な安易な扱い方をされていると思います。
 例えば施設利用者の利益に反することを家族から要求されることは珍しくなく、行政や関係機関からも同じです。かく言う私の10年のホミニス学園での歩みにしても、どっちつかずだったと思います。しかし、ホミニス学園が小規模になるに従い、焦点が絞られてきました。私達の使命は人権擁護であり、これをないがしろにして他の利益を求めてはなりません。
 しかしこれは施設の経営を度外視することを意味します。何故なら現実の地域福祉は本人より家族や事業者の利益が優先だからです。聖書には、「私達は永続する都を地上には持っていない」と書かれています。施設が繁栄することではなく、むしろ隣人に捧げ小さくなること、これを神は喜ばれると私は思います。
 
----------5タラントの会報告----------
否認と孤立(死ぬ瞬間E・キュウ―ブラー・ロス著より)  主任指導員 吉永暁子

 4月5月と2度に渡り同じ所を勉強しました。私は2度とも著者の言わんとする事が理解できませんでした。そして、それを参加者の方に教えて貰いました。
 理解できなかった事は、やはり悲しく、辛く、暗い気持ちになりました。それらを払拭させようと本を読み解く事が苦手だから、文章が長すぎるから、と言い訳や自己弁護が尽きません。
 しかし、この現実を受け止めない否認こそがこの章のテーマです。重みや意味合いに差があるにせよ、逃げ出したくなる気持ちが自分の事、自分の痛みとして少しは受け止められる気がしています。
 著者のメッセージは、困難な状況に出会った時、否認する事が健康的な対処法、当たり前だと教えてくれています。そして、ご本人ではなく支援者がそれから逃げ出さないで、向き合い乗り越えてこそ、困っている方々の支えになれるし、人として支援者として最も成長できる時だと教えてくれています。

*キリスト教主義ボランティアグループ5タラントの会では、毎月最終土曜日に勉強会をしています。どなたでも気軽にご参加下さい。


〜〜今月の苦情&ヒヤリハット〜〜

*外出の際の衣服の支援

 リクリエーションで食事会をした時に、レストランの冷房に備えて上着が必要でしたが、それを忘れました。外出の際に、冷房に備える準備をすることを職員間で話し合いました。

*施設を利用していて疑問に思うこと、要望などお気軽にお話し下さい。また、苦情、要望など、直接申し出難い場合は、以下の窓口を御利用下さい。
・第三者委員
  日本キリスト教団戸塚教会
  尾毛佳靖子牧師 (045-881-3416)
・福祉サービス運営適正化委員会 (045-317-2200)
・権利擁護センター「アシスト」 (045-312-1121)


7月の予定

6日 七夕見学
12日 防災訓練
19日 歯科検診
27日 祈祷会
29日 5タラントの会勉強会

8月の予定

9日 防災訓練
11日 1学期終業式(半日)
21日 2学期始業式
25日 祈祷会
26日 5タラントの会勉強会


7月の歌 賛美歌204番

すくいの君なる 主イエスの功を

み民よ、うたえ、

こころの限りに、ちからの極みに

よろこびうたえ。


発行:社会福祉法人ホミニス会ホミニス学園
電話 0467-53-2980 ファックス 0467-52-4160

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