ホミニス便り終刊号



しなやかに生きよう  学園長 小堀俊二

 最近、ウクレレばかり弾いています。元々コントラバスとエレキベース奏者である僕からすると、正にスケールの違う小ささの楽器なのですが、そこから学ぶことはとても大きいです。
 ウクレレは音がとても小さいので、利用者の音と響かせあうことにこれまで以上に気持ちが向きます。そして最大の魅力は持ち運びが楽であることです。コントラバスはその大きさと共にとても壊れやすい楽器なので、本当に移動には神経を使います。もう本気で転向したくなります。
 また、違う楽器を演奏することは指使いなど頭の体操の部分が大変多く、これも楽しみの一つで、まるで外国語を習っているような感覚です。社会福祉に関わる人たちも、今までの常識を一旦捨てて、頭を柔軟にしてやればもっと面白いのになあと他人事のように考えています。
 さて、ホミニス学園は9月末日をもって終了致します。今までの全国からの御協力、本当にありがとうございました。10月からは、私の個人事業「5タラントの会」として活動します。引き続き、御支援を宜しくお願いいたします。

いつも傍に  主任指導員 吉永暁子

 「受容」はホミニス学園で出会った私のテーマです。受け入れること、時に相手を、時に自らの困難をです。
 死ぬ瞬間/(キューブラー・ロス著)では、死の受容に至るまでには、いくつもの試練を通り、既にエネルギーは喪失し、コミュニケーションも成立しないと書かれています。私が想像していた幸福感に満ちたそれと大きく掛け離れていたことに衝撃を受けました。
 新しい門出のこの時に、この言葉の意味と大切さを更に学んでいくべきであると指し示されたように感じています。


ホミニス学園の皆さんと出会えて  厨房担当 植木真智子

 9月の末に学園が閉園してしまうという事が今だに実感がわきません。又いつか今登園されている園先の皆さんと先生方と卒園されて行った園生の皆さんや退職されて行った職員の先生方とももう一度ホミニス学園で過ごせる日がくるのではないかと思いながら毎日を過ごしてきました。願いは届きませんでしたが又新たな出発がある事に安堵しました。
 私にとってホミニス学園の皆さんは、私の今までの人生の中で一番辛い時に出会えたかけがえのない人達です。仕事をさせて頂きに来ているつもりが皆さんの笑顔や優しさにどれだけ救われてきたかか計り知れません。言葉を交さなくても言葉以上に暖かい思いが伝わり合える事も知りました。皆さんと出会えた事に感謝の思いで一杯です。又新たな会で微力ながらお手伝いをさせて頂きたいと思っています。どうか宜しくお願いします。
 ホミニス学園で出会えた皆様、またお世話になってきました皆様に心から感謝の思いと沢山の幸せが訪れますようお祈りしています。今まで本当にありがとうございました。


ありがとうございました  事務長 松井明人

 ホミニス学園の事業廃止が決まり、事務長としてどれだけ力になれたのか、自分に問いかけています。
 利用者の方、保護者の方には、色々な事務上の仕事でご協力頂きました。最後まで、本当にお世話になりました。ありがとうございました。


お知らせ

 ホミニス学園は06年9月末日をもって終了いたします。今後の活動は、民間福祉活動「5タラントの会」に移行します。

 新規事業の概要

名称 5タラントの会
種別 法律や制度の制約を受けない純粋な民間福祉活動(個人事業)
所在地 神奈川県中群大磯町東小磯657
活動内容 ホミニス学園で行って来た学習や音楽をそのまま継承します。


発行:社会福祉法人ホミニス会ホミニス学園
電話 0467-53-2980 ファックス 0467-52-4160

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