図書館で「借りて」読んでまた読みたくなったら借りてくる、というのでも、活字や内容にちがいがあるわけでもないし、感動は変わらない、「買う」のとどこにちがいがあるのか。
と、言えば言えるのだが、やはりどこか違いがある。
なんというか、まずお金を払って本を買って持って帰る時のワクワク感。
そしてもうひとつ、本を「借りる」のではなく「買う」ことの楽しみのひとつに、何年か経って読み返したときに前に本を買ったとき、読んだときのこと、その時の自分がなにしていたかとか何をどんなことを考えたり悩んだりしていたかなどを思い出すことができる、ということがあるように思う。その時の手助けをしてくれるのがカバーや帯、またなにげなくしおり代わりに挟んであったレシートなんてのもある。
久しぶりに「五千回の生死」を手にとって読んでいたら、帯に「今月の新刊」の文字。
また、〜「流転の海」映画化今秋東宝洋画系公開〜なんて書いてあるし。
懐かしいなあ。なんて思いながら、
ちょっと生徒が帰ったこじま塾の教室で
このページを書き込みながらふと読み始めたら、どんどんどんどん引き込まれて、
結局最後まで読んでしまったのでした。
「一日に五千回も死にたくなったり生きたくなったり」する男が、
「うん、ものすごう嬉しい気分や。死んでも死んでも生まれてくるんや。それさえ知っとったら、この世の中、何にも怖いものなんてあるかいな。乗れよ」
っていうところ、お腹の底から元気が湧いてきましたなぁ。
「よーし、がんばるぜぇ」って感じ。
昔読んだ時よりもずっと大きな波が来た感じなのです。
同じ本を読んでいるのに、何故なんでしょうねぇ。 おっと。
寒い寒い。
自転車こいでウチ帰ろ。
