環境セミナー3 環境とアレルギーの関係 2008年02月04日12:39
佐賀県立病院好生舘小児科部長・佐賀大学医学部臨床教授 市丸智浩先生

アトピー性皮膚炎、花粉症、化学物質アレルギーなどの「アレルギー性疾患」は現代病とされている。
ここでは、自分たちの環境とアレルギーの関係について考え、今後どのように環境と付き合っていくかを学ぶ。

アレルギーと免疫作用について。 アレルギーとはアナフィラキシーに代表される、免疫現象とは対立する病的な過敏症とされている。
ここでアレルギー反応を引き起こす物質をアレルゲン(抗原)とよび、基本的にはたんぱく質である。
(レジメより)
・・・むずかしい。こうなったら、先生の話を聞きながら考えたじぶんなりの解釈でいってみよう。
そういうことなので、正確なことはお医者さんに聞いて下さい。
GO。

一度はしかに罹ると罹らない。これは敵に一度攻められると相手の構造を覚えていて二度はやられねえぞってことなのです。
インフルエンザの注射もたぶんそういうことで、
捕虜にして飼い慣らしたウィルスを打つことで同種の巨大化した敵がきてもやっつけることができる。
あるいはナマカだと思ってスルーしてしまうのかも。
だから新しい型の違う敵には効かないのです。
相手の構造を覚えていて適切に防御してくれるシステム。
で、これが過剰に反応してしまうのがアレルギー、ってことなのかも。
この程度なら見逃しとこうって加減ができないロボコップにでてきた暴走する試作器ですね。
そうそう、花粉症のコマーシャルで鍵穴をブロックしますみたなのがありましたけど、ああいうイメージで考えるとよさそうです。
鍵穴に鍵がぴったりはまると、伝達物質がでて命令を伝える。
二人乗りしているやつがいるからミサイルを撃て、みたいに。
それがくしゃみだったり、はなみずだったりするってことなのかなぁ。
では、なんで最近特に花粉症やアレルギーが多いのかってことですよ。
それがわかれば僕も苦しまずに済むわけですが。
鍵の側の問題。
例えば建築資材としてそれまで生えていた林を伐って、
杉を植えたものがちゃんと育ってくれて立派な杉林がたくさんできてくれたこと。こらっ。
鍵穴の問題。
食生活の変化、環境問題など。
いろいろ原因は言われていますが、解決はまだまだのようです。
杉花粉だって昔だってない訳じゃなかったんだし、
鍵穴ブロックも根本的な問題解決ではないわけだからして。

外部からの花粉をシャットアウトできる鉄筋コンクリート二重サッシならいいかというと、
すきま風がはいるような家の方が風通しがよくてダニが繁殖しにくくていい、ということもある。
密閉されて暖かい、人間にとっていいことはダニにも天国ということですから。
(ダニは死骸であっても関係ないそうです。問題はたんぱく質なわけだから)
わからないことが多いなぁ。
だいたいアトピーの語源じたいがギリシャ語で「わけのわからない不思議なもの」ってことだそうです。
わけのわからないことだらけですよ。
と、いっている間にちょっと暖かくなるとまた鼻がむずむずしてくるんだなぁ。
困ったのう。