味な言葉、気になるコトバ

情熱大陸・青藍義塾坪田信貴先生。 2014/09

言葉のキャッチボールをしているうちに、
いつの間にか生徒の顔が輝いている。
学ぶことが多い先生です。
ゴルフをやっていてタイガー・ウッズを尊敬しているこどもに、
タイガーのエピソードをネットで調べて話してあげるんですが、
ただプリントアウトするとかではなくて、声に出して読み上げて、
自分のことばにしてから話す。
声に出すことの大事さをあらためて感じます。
期待されていることがわかるとたいへんだけど期待に答える人間になろうとする。
どうせだめだろうという態度で接するのとは大違いだ。
東大に行きたいと言ったらどうせまわりの大人に無理だといわれるという女の子に、
批判して無理だという人は君のためじゃなく自分を守るために批判するんだ、みたいな言葉。
無理だと言う人の言葉を聞いてはいけない。・・・君には幸せになるために生まれてきたんだ。という趣旨の
マジック・ジョンソンのことばにも通じるけど、完全に自分のものにして話している。
だから相手のこころに響くし、みるみる顔が生き生きしてくるんですよね。
あと、こどもの顔をもっとみなさい、とかほんとに納得できることばです。
素直に見習って自分の授業にも生かしていきたいと思います。

情熱大陸hp

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『君には無理だよ』という人の言うことを、聞いてはいけない

この言葉を目にした時は、こころを揺さぶられるような気持ちになりました。
最後まで読んで、最後の行のリフレインに大きな勇気をもらいました。
受験生だけじゃなくて、いろんな人に贈りたい言葉です。
ことばには人を動かす、元気にする、力があります。




恋のなりたちについて。(14.3.12up)

愛は「せつなさで心がいっぱいになり、足もすすまない様子」(教育社「漢字なりたち辞典」より)。
愛 では恋のなりたちは、と見つかりませんでした。
そこで似ている部分から変の方で調べてみました。
変の上の部分はもともと「糸言糸」を略したもの。
、いとしいとしと言う心、としゃれた言い方もありますが、
糸巻を表す糸と言からできています。
言は刃物と口を合わせた字で「はもので切るように歯切れよく区切りをつけて話す」意味です。
そこから糸ふたつに言(くぎる)をそえて、「みだれた糸をくぎろうとしても、もつれてとけないようすを表しました」となっています。
それに心がついたということですね。
ふむ。小学生版の漢字なりたち辞典には恋はまだ早いということかも。
なんか見つけられなかったことを妙に納得してしまったのでありました。
恋
漢字。おもしろいですね。

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愛は真心、恋は下心。 2014-03-11

真ん中に心があるか下に心があるか、ということですが、
恋の下心を愛の下の部分と取り替えると変わるになってしまいます。
恋とは心変わりするもの、とでもいいましょうか。(思いつきですが)

ちなみに愛の漢字の成り立ちは、上の「ノツ」の部分はもとは既の右側の部分の形で、
人が胸をつまらせてうしろを向いてため息をつく形。下の部分は足をひきずるようす。
せつなくて胸がいっぱいになり、足も進まないようすを表したものだそうです。
こちらはほんとう。教育社「漢字成り立ち辞典」より。

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「笑われるのを恐れるよりは、心にもないことを言うのを恐れなければいけない」
(武者小路実篤「幸福者」)
これは実に当たり前の言葉だが、さて自分がそれを実行しているか。反省してみると、
このあたりまえのことを行うのが容易でないことに気づくであろう。誰だって笑われるのはつらいことだ。
しかし何か問題が起こったとき、自分の考えを問われたら、思っている通りのことを言う以外にない。
どうしてもわからない時は、沈黙を守るか、「わかりません」という以外にはないが、
しかし笑われまいと思っていつまでも沈黙していると、自分のあやまりとか思いすごしを知らずにすごしてしまう。
笑われても、非難されても、とにかく何かをいってみることで、我々は学ぶことが出来るのである。
心の中に多少とも複雑ななやみのあるとき、それをどう表現していいかわからず、
沈黙せざるをえない場合はむろんある。しかし、言ってみたり、書いてみたりしてはじめて、
自分の考えがどんなに不完全であるかがわかる。友人とか先輩によって指摘され、さらに言いなおしたり、
訂正することが出来る。こうした訓練をつみかさねて行くことで、我々は自分の「表現」をもつことが出来るのだ。
(亀井勝一郎氏の文章より)

はじめはうまく言えなくても笑われてもいいと思って実際うまく言えなくて笑われたとしても、
それを鏡に写して直していけばいい。
なにも言わなければ何もはじまらない。なにもしなければなにも写らない。
そうして何度もやっていくうちにだんだん自分の言いたいことが自分でもわかってくるのではないか。
笑われないようにまとまってから言おう、こっそり練習してうまくなってからやろう、
そして「勉強してからテストを受けよう、って考えてなかなかやれないことが多いよね。
いろんなことにあてはまることばです。

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悠々として急げ

開高健が座右の銘にしていた言葉。
もともとは2000年前の初代ローマ皇帝アウグストゥスが好きだったというラテン語の
Festina lente(フェスティーナ・レンテ)
ゆっくりと急げ、急がば回れなどの意味だが、
悠々として急げのさっそうとした語感が断然いいです。
たまたま早く家を出て、
たまたま携帯で音楽聴くコネクタがみつからなかったので、
たまたまラジオ聞きながら歩いていたら、
「名言で人生が豊かになる」という本を出版した小泉十三さんがゲストで、
このことばは日本アマを6回制しプロよりも強いアマチュアゴルファーと言われた
中部銀次郎氏の本のタイトルにもなっているそうです。

悠々として急げ。 テストの時や他にも色々ノルマなどであせった時、
心の中でつぶやいてみましょう。


明日とは、今日という一日の中にあるのだ。
たとえば石をつみかさねて家を建てるとき、
まず土台をおき、その上にひとつひとつの石を
根気よくつみかさねてゆく以外にない。
明日の完成だけを夢みて、
今日のひとつの石をおろそかにしたらどうなるか。
その家はもろいものとなるだろう。

・・・・・今日という一日に全力をつくして、
一歩一歩すすむ以外にないのだ。
一日とは一歩のことだ。
しっかりと一歩を踏んだら、その日に感謝していい。
明日になると、また思い煩うこともあるだろうが、
取り越し苦労をしてもはじまらない。
まず一歩を確実に歩むことが大切である。
一日はそのためのものだ。
(亀井勝一郎)

勉強にもどんなことにも言えること。まず今日から始めよう。



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